マイネアトリーチェ
マイネアトリーチェとは日本の競走馬。当時日本最長の192連敗[7][8][9][10]という記録を保持していた[11]。名前の由来は冠名+イタリア語で「女優」という意味の"Attrice"[2]。
| マイネアトリーチェ | |
|---|---|
| 現役期間 | 2005年 - 2012年[1] |
| 欧字表記 | Meine Attrice[2] |
| 品種 | サラブレッド[1] |
| 性別 | 牝[1] |
| 毛色 | 芦毛[1] |
| 生誕 | 2003年4月22日[1] |
| 父 | タマモクロス[1] |
| 母 | ブライトステージ[1] |
| 母の父 | ラッキーソブリン[1] |
| 生国 |
 日本（北海道静内町）[1] |
| 生産牧場 | 藤本牧場[1] |
| 馬主 |
サラブレッドクラブ・ラフィアン[2] →椋本和孝[3] →増本光夫[4] →（有）アイファー[5] →吉田滋[6] |
| 調教師 |
宮徹（栗東）[2] →服部健一（金沢）[3] →保利良次（兵庫）[4] →松本克幸（愛知）[5] →小森勝政（笠松）[6] |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 192戦0勝[1] |
| 獲得賞金 | 地方25万6000円[1] |
経歴
連敗
2005年10月23日の京都競馬場第4レース、2歳新馬でデビューしたが結果は9頭立て6着に敗れた[12]。
中央競馬では6戦0勝に終わり、金沢の服部健一厩舎[3]へ移籍した。その後兵庫、愛知、笠松とさらに所属を変えるものの、連敗は続いた[8]。それまでカンムリホルダーの保持していた179連敗[13]という記録を更新し[10]、通算192戦0勝、192連敗という当時日本記録の成績[8][10]で2012年7月16日に競走馬登録を抹消された[14]。
マイネアトリーチェが保持していた連敗記録は、2020年8月18日にダンスセイバーによって更新された[11][15][16]。
「ハルウララ#その他の連敗馬」も参照
血統表
| マイネアトリーチェの血統 | （血統表の出典）[§ 1] | |||
| 父系 | フォルティノ系 |
[§ 2] | ||
父 タマモクロス 1984 芦毛 |
父の父 シービークロス1975 芦毛 |
*フォルティノ | Grey Sovereign | |
| Ranavalo | ||||
| ズイショウ | *パーソロン | |||
| キムラス | ||||
父の母 グリーンシャトー1974 栗毛 |
*シャトーゲイ | Swaps | ||
| Banquet Bell | ||||
| クインビー | *テューダーペリオッド | |||
| コーサ | ||||
母 ブライトステージ 1987 鹿毛 |
*ラッキーソブリン Lucky Soverign 1974 鹿毛 |
Nijinsky II | Northern Dancer | |
| Flaming Page | ||||
| Sovereign | Pardao | |||
| Urshalim | ||||
母の母 ネイティブスター 1977 鹿毛 |
Native Charger | Native Dancer | ||
| Greek Blond | ||||
| *シアンド | Damascus | |||
| Scorn | ||||
| 母系(F-No.) | (FN:8) | [§ 3] | ||
| 5代内の近親交配 | Polynesian 5×5 = 6.25%、Nasrullah 5×5 = 6.25% | [§ 4] | ||
| 出典 | ||||
- 半姉にトゥインクルレディー賞、京成盃グランドマイラーズ優勝馬でTCK女王盃3着のユニティステージ（父・カコイーシーズ）がいる[17]。
脚注
- “マイネアトリーチェ”. JIBSサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年1月25日閲覧。
- “所属馬一覧（所属馬情報）／ラフィアンターフマンクラブ”. ラフィアンターフマンクラブ. 2021年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月30日閲覧。
- “2R サラ系３歳 Ｂ（４）｜2006年4月23日（日）2回金沢3日”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年1月28日閲覧。
- “1R サラ系３歳 Ｆ１二｜2006年6月15日（木）6回園田6日”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年1月28日閲覧。
- “3R サラＣ２３組 Ｃ２３｜2007年4月17日（火）2回名古屋1日”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年1月28日閲覧。
- “3R サラ系Ｃ２０組 Ｃ２０｜2009年12月31日（木）16回笠松4日”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年1月28日閲覧。
- “〈解〉最多連敗記録”. 読売新聞東京夕刊: p. 2. (2013年1月26日)
- “ハルウララを超える“192連敗”競走馬の行方は?”. 日刊SPA. 扶桑社 (2013年11月18日). 2015年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月30日閲覧。
- “［あの時］負け組の星ハルウララ〈2〉高知競馬存続への「挑戦」”. スポーツ報知: p. 5. (2017年3月29日)
- 島田明宏 (2017年6月10日). “連敗記録”. 熱視線. netkeiba.com. 2021年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月30日閲覧。
- “【地方競馬】北海道のダンスセイバーが200連敗”. netkeiba.com (2020年10月20日). 2021年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月25日閲覧。
- “マイネアトリーチェ 全競走成績”. JIBSサーチ. 日本軽種馬協会. 2021年1月28日閲覧。
- “最多179連敗目で引退…乗馬用として余生”. YOMIURI ONLINE. 読売新聞 (2010年10月12日). 2010年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月25日閲覧。
- “マイネアトリーチェ 出走履歴”. keiba.go.jp. 地方競馬全国協会. 2021年1月25日閲覧。
- “ダンスセイバー”. JIBSサーチ. 日本軽種馬協会. 2020年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月20日閲覧。
- “ダンスセイバー 全競走成績”. JIBSサーチ. 日本軽種馬協会. 2020年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月20日閲覧。
- “マイネアトリーチェの血統表 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 2021年1月25日閲覧。
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ
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