マイケル・シェンカー・グループ

マイケル・シェンカー・グループMichael Schenker GroupM.S.G.)は、HR/HMバンド。通称"M.S.G."。

マイケル・シェンカー・グループ
Michael Schenker Group
ブルガリア・カヴァルナ『Kavarna Rock Fest 2012』公演
基本情報
出身地 ドイツの旗 ドイツ
イングランドの旗 イングランドロンドン
ジャンル HR/HM
活動期間 1979年 - 現在
レーベル クリサリス・レコード
EMI/キャピトル
SPV/Steamhammer
シュラプネル・レコーズ
Armageddon Entertainment
In-akustik
共同作業者 UFO
スコーピオンズ
公式サイト マイケル・シェンカー公式サイト
メンバー マイケル・シェンカー
ロニー・ロメロ
スティーヴ・マン
バレンド・クルボワ
ボド・ショプフ
旧メンバー 以下を参照

ドイツ出身のギタリスト、マイケル・シェンカー(元UFO・元スコーピオンズ)が率いる事で知られる。

略歴

マイケル・シェンカー(G)1983年

1970年代末から今日に至るまで断続的に活動を続けるが、幾多のメンバー・チェンジを繰り返し現在に至る。1987年からしばらくはロビン・マッコーリーをボーカリストに有し、マッコーリー・シェンカー・グループ (MSG)名義での活動も行った[1]

Michael Schenkerのドイツ語読みはミヒャエル・シェンカーだが、Michael Schenker Groupはドイツ語でも英語的にマイケル・シェンカー・グループと読まれる。ドイツにおいて、本人は、「マイケル・シェンカー・グループのミヒャエル・シェンカー」(Michael Schenker von Michael Schenker Group)を自称している。

特徴

マッコーリー・シェンカー・グループ名義のライブ(2012年3月ニューヨーク)中央がロビン・マッコーリー

キャッチーなメロディと、マイケル・シェンカーのテクニカルで華麗なギタープレイがセールス・ポイント。それまでのハード・ロックの流れを上手く受け継ぎ、分かりやすい曲調とシンプルなビート、そして時に織り込まれるメロウなメロディを特徴とした。

時期的にNWOBHMのブームにも乗り、グラハム・ボネットコージー・パウエル在籍時が人気の絶頂であったが、アメリカ市場では大きな成功には至らなかった。また当グループは、あくまでシェンカーのソロ・プロジェクトであり、アルバムやライブ毎でメンバーは流動的である。

デビュー以来日本では根強い人気があり、ライブ・ツアーは活況を呈している[2]。また2008年には、往時のメンバーを集めて録音された新譜『In The Midst Of Beauty』が発表された。

メンバー

※2022年4月時点

現ラインナップ

  • マイケル・シェンカー (Michael Schenker) - リードギター (1979年- )
  • ロニー・ロメロ (Ronnie Romero) - ボーカル (2021年- )
  • スティーヴ・マン (Steve Mann) - キーボード、リズムギター (1986年-1987年、1988年-1991年、2016年– )
  • バレンド・クルボワ (Barend Courbois) - ベース (2021年– )
  • ボド・ショプフ (Bodo Schopf) - ドラムス (1987年-1990年、2019年- )

旧メンバー

ボーカル
  • レイ・ケネディ (Ray Kennedy) (1984年)
  • リーフ・サンディン (Leif Sundin) (1995年–1997年、2007年–2008年)
  • デヴィッド・ヴァン・ランディング (David VanLanding) (1997年–1999年、2011年、2012年)
  • ケリー・キーリング (Kelly Keeling) (1999年、2000年)
  • キース・スラック (Keith Slack) (1999年)
  • クリス・ローガン (Chris Logan) (2001年–2004年、2006年)
  • ジャリ・ティウラ (Jari Tiura) (2006年-2007年)
  • マイケル・ヴォス (Michael Voss) (2011年-2012年) ※リズムギター兼任
  • グラハム・ボネット (Graham Bonnet) (1982年、2016年–2020年)
  • ロビン・マッコーリー (Robin McAuley) (1987年–1992年、2012年、2016年–2020年)
  • ドゥギー・ホワイト (Doogie White) (2012年–2020年)
  • ゲイリー・バーデン (Gary Barden) (1979年–1981年、1982年-1984年、2008年–2010年、2016年–2021年)
キーボード
  • ドン・エイリー (Don Airey) (セッション 1980年、2008年、2011年)
  • ポール・レイモンド (Paul Raymond)- also rhythm guitar (1980年–1981年、2011年)
  • トミー・アイアー (Tommy Eyre) (セッション 1982年)
  • アンディ・ナイ (Andy Nye) (1982年–1984年)
  • ジェシ・ハームズ (Jesse Harms) (セッション 1991年)
  • クラウド・ガウデット (Claude Gaudette) (セッション 1996年)
  • セス・バーンスタイン (Seth Bernstein) (1997年–1999年) ※リズムギター、バック・ボーカル兼任
  • ウェイン・フィンドレイ (Wayne Findlay) (1999年–2016年) ※リズムギター、バック・ボーカル兼任
リズムギター
  • デレク・セント・ホルムズ (Derek St. Holmes) (1983年) ※ボーカル兼任
  • ミッチ・ペリー (Mitch Perry) (1987年)
  • スペンサー・セコム (Spencer Secombe) (ツアー・メンバー 1991年-1992年)
ベース
  • ビリー・シーン (Billy Sheehan) (セッション 1979年)
  • モ・フォスター (Mo Foster) (セッション 1980年)
  • クリス・グレン(ミュージシャン) (Chris Glen) (1980年–1983年、2008年–2009年、2010年、2011年、2016年–2020年)
  • デニス・フェルドマン (Dennis Feldman) (1984年)
  • ロッキー・ニュートン (Rocky Newton) (1987年-1990年)
  • ジェフ・ピルソン (Jeff Pilson) (1991年)
  • バリー・スパークス (Barry Sparks) (1996年-1998年、1999年-2000年)
  • ジェフ・コールマン (Jeff Kollman) (1998年)
  • ジョン・オンダー (John Onder) (セッション 1999年)
  • レヴ・ジョーンズ (Rev Jones) (2001年–2006年、2008年、2009年、2010年、2012年)
  • スチュアート・ハム (Stuart Hamm) (2003年)
  • ピート・ウェイ (Pete Way) (2006年、2011年)
  • ニール・マーレイ (Neil Murray) (2008年、2010年、2011年)
  • エリオット・ルビンソン (Elliott "Dean" Rubinson) (2010年-2011年、2012年)
  • フランシス・バッコールズ (Francis Buchholz) (2012年–2016年)
ドラムス
  • デニー・カーマッシ (Denny Carmassi) (セッション 1979年)
  • コージー・パウエル (Cozy Powell) (1980年–1982年)
  • サイモン・フィリップス (Simon Phillips) (1980年、2008年、2010年、2011年)
  • テッド・マッケンナ (Ted McKenna) (1982年-1984年、2008年、2016年-2019年)
  • ジェイムス・コタック (James Kottak) (1991年)
  • シェーン・ガラース (Shane Gaalaas) (1996年–2000年)
  • ジェフ・マーティン (Jeff Martin) (2001年、2006年)
  • ジェレミー・コルソン (Jeremy Colson) (2003年)
  • ピート・ホルムズ (Pete Holmes) (2004年-2006年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年)
  • クリス・スレイド (Chris Slade) (ツアー・メンバー 2008年-2009年、2010年-2011年)
  • カーマイン・アピス (Carmine Appice) (ツアー・メンバー 2010年、セッション 2011年)
  • ブライアン・ティッシー (Brian Tichy) (セッション 2011年)
  • ハーマン・ラレベル (Herman Rarebell) (2010年、2011年–2016年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『神(帰ってきたフライング・アロウ)』 - The Michael Schenker Group (1980年)
  • 神話』 - MSG (1981年)
  • 『黙示録』 - Assault Attack (1982年)
  • 『限りなき戦い』 - Built to Destroy (1983年)
  • 『リトゥン・イン・ザ・サンド』 - Written in the Sand (1996年)
  • 『ジ・アンフォーギヴン』 - The Unforgiven (1999年)
  • 『ビー・アウェア・オブ・スコーピオンズ』 - Be Aware of Scorpions (2001年)
  • 『アラクノフォビアク』 - Arachnophobiac (2003年)
  • 『ヘヴィー・ヒッターズ』 - Heavy Hitters (2005年) ※カバー・アルバム
  • 『テイルズ・オヴ・ロックンロール〜25thアニヴァーサリー・アルバム』 - Tales of Rock'n'Roll (2006年)
  • 『イン・ザ・ミッドスト・オブ・ビューティー』 - In the Midst of Beauty (2008年)[3]
  • By Invitation Only (2011年) ※カバー・アルバム
  • 『イモータル』- Immortal(2021年)
  • 『ユニヴァーサル』- Universal(2022年)

ライブ・アルバム

マッコーリー・シェンカー・グループ名義

関連項目

脚注

外部リンク

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