ペルミ・ナイトクラブ火災
ペルミ・ナイトクラブ火災(ロシア語: Пожар в клубе «Хромая лошадь»)は、2009年12月5日にロシア・ペルミのナイトクラブ「フロマーヤ・ローシャチ」[注 1]で発生し、150人以上が死亡した火災である。
ペルミ・ナイトクラブ火災 | |
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犠牲者追悼碑 | |
場所 | ロシア・ペルミ地方ペルミ |
座標 | |
日付 |
2009年12月5日[1] 午前1時8分 |
死亡者 | 156人[2](153人の説もある[3]) |
負傷者 | 約80人[2] |
現場は9階建て雑居ビルの1階に入居する店舗で、当日は開店8周年記念の宴会が催され、200人以上が飲食していた[4]。屋外用の花火を屋内で打ち上げ、天井や壁(わらなどの可燃物が多く使われていた[1])に引火したことが原因[2]で、店舗が全焼、外壁の一部に穴が開いた[4]。死者の多くの死因は一酸化炭素中毒によるものであった。
この店舗には非常口や窓がなく[4]、施設の構造的な欠陥が被害を拡大したとされる[3]。防火体制に不備があるとの消防当局の再三の指摘を無視し、過去2回罰金を科されたことがあり、経営者・支配人はじめ関係者5人が当局に身柄を拘束され[4]、2013年に全員有罪判決を受けた。
脚注
注釈
- 足の不自由な馬、の意味。
出典
- “ロシアのナイトクラブ火災、死者103人に”. フランス通信社. (2009年12月6日) 2018年3月26日閲覧。
- “中部ペルミのナイトクラブ火災事故から1年”. ロシアの声. (2010年12月4日) 2018年3月27日閲覧。
- “ロシア火災、死者64人に 施設関係者ら4人拘束”. 朝日新聞. (2018年3月26日) 2018年3月26日閲覧。
- “ロシアのナイトクラブで室内用花火による火災”. リレーショナル化学災害データベース (産業技術総合研究所) 2018年3月27日閲覧。
外部リンク
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