ブランドフォード・ストリート駅 (MBTA)

ブランドフォード・ストリート駅 (Blandford Street ) は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンマサチューセッツ湾交通局(MBTA)グリーン・ラインB線の路面電車停留場ケンモア・スクエアから2ブロック西、ボストン大学東端近辺、コモンウェルス・アヴェニューの中央分離帯、シルバー・ウェイとブランドフォード・モールの接点に位置している。B線上下計2路線およびそれに沿った低いホームが両側にある。ケンモア駅でB線、C線、D線に分岐した後、B線下り方向最初の駅である。

ブランドフォード・ストリート駅
BLANDFORD STREET
ケンモア駅側に向かうブランドフォード・ストリート駅
所在地 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン
コモンウェルス・アヴェニューとシルバー・ウェイの接続地点
座標 北緯42.349126度 西経71.100235度 / 42.349126; -71.100235
所有者 MBTA
路線
  Green Line– B線
ホーム数 相対式ホーム
線路数 2
接続 バスによる輸送 MBTAバス: 57、57A
歴史
開業 1896
利用状況
乗客数 (2011)1,540 (weekday average boardings)[1]
サービス
前の駅   MBTA   次の駅
Template:MBTA stations
(Template:MBTA stations方面 )
Green Line
"B" Branch
Template:MBTA stations
(Template:MBTA stations方面 )
    Former services    
Template:MBTA stations
(Template:MBTA stations方面 )
Green Line
"A" Branch
Closed 1969
Template:MBTA stations
(Template:MBTA stations方面 )

ブランドフォード・ストリート駅はB線路面電車停留所で7番目に混雑する駅であり、平日平均約1,540人が利用している[1]。2003年頃からグリーン・ラインの路面電車停留所のホームの多くが8型路面電車に対応して低く設計された車椅子対応であるのに対し、この駅での車椅子利用は困難となっている[1]

歴史

1943年、ブレーブス・フィールドに向かいブランドフォード・ストリート・ポータルから出る下り列車。

コモンウェルス・アヴェニュー線は当初1896年からのちのA線の1部として使用された。1914年10月3日、ボイルストン・ストリート地下鉄がケンモア・スクエア東のケンモア・ポータルに開業し、路面電車がトレモント・ストリート地下鉄トンネルに入り走行するようになった。1932年10月、ケンモア駅が建てられ、ブランドフォード・ストリート・ポータルがブランドフォード・ストリート東に建てられた[2]

それ以降、路面電車はブランドフォード・ストリートに停車している。しかしグリーン・ラインの他の路面電車停留所のように、ブランドフォード・ストリート駅も単なる停車場であって、地下鉄駅とは考えられていなかった。1980年代、3車両分のアスファルト製ホームが建てられ、その頃MBTA地下鉄路線図に別個の駅として登場した。

駅名につけられた「ブランドフォード・ストリート」はもう通り名には存在しない。2012年6月、ボストン大学は歩行者天国にするためカミントン・ストリートとハインズデイル・ストリートを買収した[3]。2012年7月30日、ボストン大学はこれらの道路を車両通行止めにし、ブランドフォード・ストリートをブランドフォード・モールと改名したが[4]、駅名は以前のままとなった。

ポケット・トラック

ポケット・トラックにいる電車

ポケット・トラックは駅西側、ブランドフォード・モールとグランディ・ストリートの間にある。C線にもD線にもポケット・トラックはなく、セントラル鉄道において最西にある、仕切られていないポケット・トラックとなっている。

日中あるいは夜間に待機場所として使用されることが多く、故障があった場合に一時的にここで待機する。ボストン・レッドソックスの試合またはフェンウェイ・パークでの大規模なイベントの際、増発電車がここで待機し、ケンモア駅からパーク・ストリート駅の間で運行する。2011年4月9日、試合後の試験運行が行なわれ、待機所として使用された[2]

B線が修理、事故、気候の問題により運休となった場合、セントラル地下鉄からの短縮ルートとして西端の折り返しとして使用されることもある。臨時列車として混雑時期に地下鉄の乗客をカバーするためブランドフォード・ストリート駅から運行することもある。1977年1月1日、この臨時列車が始まり、1982年7月24日から9月10日までC線の修理による運休のため増発された[2]。1985年12月28日からのハンティントン・アヴェニュー地下鉄運休の間もブランドフォード・ストリート駅とリーチメア駅の間は通常運行された。1986年7月26日、臨時列車を再開し、12月26日、他のカットバックを使用し増発を開始した[2]。1988年9月10日、臨時列車は大幅に減らされたが、2008年9月1日、ブランドフォード・ストリート駅から再び増発した[2]

レイアウト

路面 相対式ホーム、右のドアがひらく
下り線 グリーン・ラインB線ボストン大学駅行き(次はボストン大学東駅)
上り線 グリーン・ラインB線パーク・ストリート駅 (次はケンモア駅)
相対式ホーム、右のドアがひらく

バスとの接続

57 ウォータータウン・ヤード駅 - ケンモア駅からコモンウェルス・アヴェニューおよびB線に沿ってニュートン・コーナー駅&ブライトン・センター・バス停留所を通り、ブランドフォード・ストリート駅に停車する。しかし双方の接続は一般的に近くのケンモア駅かパッカーズ・コーナー駅で行われる。

脚注

  1. Ridership and Service Statistics”. Massachusetts Bay Transportation Authority (2014年). 2015年2月23日閲覧。
  2. Belcher, Jonathan (2011年12月31日). Changes to Transit Service in the MBTA district (PDF). NETransit. 2012年3月23日閲覧。
  3. Rocheleau, Matt (2012年7月3日). “BU buys 3 on-campus streets near Kenmore, plans pedestrian mall”. Boston Globe. http://www.boston.com/yourtown/news/fenway-kenmore/2012/07/bu_buys_3_on-campus_streets_ro.html 2012年8月16日閲覧。
  4. New Pedestrian Mall Slated for Charles River Campus”. Bostonia. Boston University Alumni (2012年7月30日). 2012年8月16日閲覧。

外部リンク

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