ブニア

ブニア(Bunia)は、コンゴ民主共和国北東部のイトゥリ州の州都。 2012年の人口は36万6126人[1]。 標高は1275mで、アルベルティーヌ溝帯アルバート湖の西約30km、イトゥリ雨林の東約25kmに位置する。

ブニア

Bunia
都市
ブニアの空中写真。北のニャカサンザ地区を向いている。
ブニアの空中写真。北のニャカサンザ地区を向いている。
ブニアの位置(コンゴ民主共和国内)
ブニア
ブニア
ブニアの位置
北緯1度34分 東経30度15分
コンゴ民主共和国
イトゥリ州
政府
  市長 Marie Louise Uronya Fwanuti
面積
  合計 57.6 km2
標高
1,277 m
人口
(2012年)
  合計 366,126人
  密度 6,400人/km2
ケッペンの気候区分 サバナ気候(Aw)
国語 スワヒリ語

人口

歴史

1999年第二次コンゴ戦争の中でレンドゥ人やヘマ族民兵ウガンダ軍が衝突したイトゥリ紛争の中心地になった。 その結果、アフリカ最大の国際連合コンゴ民主共和国安定化ミッションの基地が置かれ、国内北東部を管轄する事になった。 が採れるが、紛争鉱物になっている。

2018年現在もヘマとレンドゥの間の民族的な対立による衝突は生じており、ブニア郊外には難民キャンプが設けられている[3]

気候

ブニアの気候
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
平均最高気温 °C°F 29
(85)
29
(84)
29
(84)
28
(83)
27
(81)
26
(79)
26
(78)
26
(79)
27
(81)
27
(81)
27
(81)
28
(83)
28
(82)
平均最低気温 °C°F 16
(61)
17
(62)
17
(62)
17
(63)
17
(63)
16
(60)
16
(60)
15
(59)
15
(59)
16
(60)
15
(59)
16
(60)
16
(61)
降水量 mm (inch) 140
(5.5)
173
(6.8)
239
(9.4)
269
(10.6)
318
(12.5)
267
(10.5)
310
(12.2)
394
(15.5)
244
(9.6)
274
(10.8)
300
(12)
165
(6.5)
3,096
(121.9)
出典:Weatherbase [4]

交通

高速道路によってキサンガニブテンボゴマと繋がっているが、特に雨の後は道路状態が劣悪である。 ウガンダ国境が南約40kmに迫るが、道路は繋がっていない。 北のアルアグルジュバとは高速道路で繋がっている。 戦争で通行不能になるまでは、この道がウガンダ南スーダンとの主要貿易路だった。 その為、ブニアは国境貿易の重要拠点だった。 すぐ南を通るラゴス・モンバサ高速道路によって再びブニアの拠点性が高まると計画されているが、国内ではこの道路はまだ通行可能区間が無い。 ボゴロ経由で60km走ると、アルバート湖カセニーイー港に達する。 カセニーイー港は湖北のマハギ港や東岸のブティアバ港、白ナイル川パクワチュ港とボートで繋がっている。 ブニア空港への道路状態は悪く、鉄道も通っていない。

地理

ブニアの空中写真
  • ホヨ山:南西約35km
  • シャリ川:北西を流れる
  • イトゥリ川:西約35km
  • シャリ川とイトゥリ川の合流点:南南西約45km[5]

TV

国連平和維持軍が駐留する為同国赤道地方の中では治安が良く、2006年BBCTVen:Equator (BBC TV series)を撮影した。

教育

  • ブニア大学(UNIBU)

脚注

  1. Congo (Dem. Rep.): largest cities and towns and statistics of their population”. World Gazetteer. 2011年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年1月21日閲覧。
  2. City Population閲覧日:2016年11月25日
  3. 【AFP記者コラム】ある場所からの報道”. AFP (2017年7月17日). 2018年7月18日閲覧。
  4. Weatherbase: Historical Weather for Bunia, Democratic Republic of the Congo”. Weatherbase (2011年). 2016年11月25日閲覧。 Retrieved on November 24, 2011.
  5. Google Earth —measurements and directions checked.

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.