フレンドリー・ファイアーズ

フレンドリー・ファイアーズ (Friendly Fires) は、2008年にデビューしたイギリスのロック・バンド。代表曲は「パリス」(Paris)、「スケルトン・ボーイ」(Skeleton Boy)、「キス・オブ・ライフ」(Kiss of Life)、「リヴ・ゾーズ・デイズ・トゥナイト」(Live Those Days Tonight)など。2009年7月にはマーキュリー・プライズにノミネートされた。

Friendly Fires
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランドハートフォードシャー
セント・オールバンズ
ジャンル ダンス・パンク
活動期間
  • 2006–2014
  • 2017–
レーベル XLレコーディングス
共同作業者 ポール・エプワースなど
メンバー エド・マクファーレン
ジャック・サヴィッジ
エド・ギブソン

略歴

ライブでのバンド(2018年)

ロンドン郊外の町、セント・オールバンズ出身の3ピース・バンド。ボーカリストベーシストのエド・マクファーレン、ドラマーのジャック・サヴィッジ、ギタリストのエド・ギブソンが14歳の頃から音楽活動をはじめ、最初に「ファースト・デイ・バック」というハードコア・バンドを結成。その後80年代のダンス・ミュージックに傾倒していき、Factory RecordsのSection 25の曲名からとられた「フレンドリー・ファイアーズ」を結成。

2006年に最初のEP『フォトブース』をリリース。このEPにはシカゴ・ハウスの代表曲の1つであるフランキー・ナックルズ「ユア・ラヴ」のカヴァーが収録された。2007年にリリースされたシングル「パリス」はNME誌とGuardian誌の両方から「今週のシングル」に選出されデビュー前から大きな注目を集めた。

2008年9月にXLレコーディングスからデビュー・アルバム『フレンドリー・ファイアーズ』をリリース。全英初登場38位を記録。その後、年明けのツアーをきっかけに売上を伸ばし続け、マーキュリー・プライズへのノミネート後は36位まで上昇。2009年8月に新曲1曲とリミックス、ライヴ映像等をつけた『フレンドリー・ファイアーズ (エクスパンデッド・エディション)』をリリースし全英初登場21位を記録した。

2010年9月、アメリカ出身のアーティスト、フランク・ミラーが監督を務めたグッチ・ギルティのCMにデペッシュ・モード「ストレンジラヴ」のカヴァー曲を提供した[1]

2010年10月、ミックスCD『BUGGED OUT! PRESENTS SUCK MY DECK』をリリース。

2011年5月、2ndアルバム『パラ』(PALA)をリリースし全英初登場6位を記録。

2014年4月にはアンドリュー・ウェザオール率いるジ・アスフォデルスとの共作シングル「Before Your Eyes / Velo」を発表。

ライブで演奏するバンド(2018年)

2017年9月、しばらく活動していなかったバンドは2018年から活動を再開することを発表する[2]

2019年8月16日、8年ぶりとなる3rdアルバム『Inflorescent』を発表する[3]

ライブ・パフォーマンス

ライブ時、ボーカルのエド・マックは彼特有の風変わりなダンスを踊る。このダンスはすでにフレンドリー・ファイアーズの名物となっており、「スケルトン・ボーイ」や「キス・オブ・ライフ」のプロモーション・ビデオではその一部を垣間見ることができる。ライブではエド・マックに代わってサポート・メンバーのジャック・ハムソンがベースを演奏している。 ライブ・パフォーマンスには定評があり、2009年からはサックストランペットのブラス・セクションを従えライブを行っている。

ディスコグラフィー

オリジナル・アルバム

  • Friendly Fires / フレンドリー・ファイアーズ (2008年)
    • Friendly Fires (Expanded Edition) (2009年)
  • Pala / パラ (2011年)
    • Pala (Japan Tour Limited Edition) (2011年)
  • Inflorescent (2019年)

コンピレーション・アルバム

  • BUGGED OUT! PRESENTS SUCK MY DECK(2010年)
  • Late Night Tales: Friendly Fires(2012年)

コラボレーション

  • Lone
    • Bestivalのライブにてコラボレーション楽曲「Love Like Waves」を披露[4]。(2011年

エド・マクファーレン

  • FaltyDL
    • FaltyDLの楽曲「She Sleeps」にゲスト・ボーカルで参加[5]。(2012年
  • Disclosure

来日公演

  • 2008年
  • 2011年
    • 2月25日 東京 代官山UNIT
    • 8月13日 大阪 舞洲サマーソニック大阪特設会場 - SUMMER SONIC OSAKA
    • 8月14日 千葉 幕張メッセ - SUMMER SONIC TOKYO
    • 12月1日 大阪 umeda AKASO
    • 12月2日 東京 STUDIO COAST
  • 2012年
    • 9月1日 神奈川 さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト - XLAND 2012
  • 2018年
    • 8月18日 千葉 幕張メッセ - SUMMER SONIC TOKYO
    • 8月19日 大阪 舞洲サマーソニック大阪特設会場 - SUMMER SONIC OSAKA
  • 2019年
    • 4月28日 東京 渋谷ストリームホール
    • 4月29日 東京 渋谷ストリームホール

脚注

  1. Popservations
  2. Friendly Fires have dropped their first new banger in ages, 'Love Like Waves' (英語). Dork. 2020年10月28日閲覧。
  3. Stavropoulos, Laura (2019年6月24日). Friendly Fires Announce First Album In Eight Years, Share New Single (英語). uDiscover Music. 2020年10月28日閲覧。
  4. NME
  5. Clash Music
  6. Friendly Fires Official Site

外部リンク

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