フランシスコ・マシアス・ンゲマ
フランシスコ・マシアス・ンゲマ(Francisco Macías Nguema, 1924年1月1日 - 1979年9月29日)は、赤道ギニア共和国の政治家。同国の初代大統領。
フランシスコ・マシアス・ンゲマ Francisco Macías Nguema | |
任期 | 1968年10月12日 – 1979年8月3日 |
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出生 | 1924年1月1日 |
死去 | 1979年9月29日(55歳没) 赤道ギニア、北ビオコ県マラボ市 |
政党 | 労働者国民統一党 |
経歴
ファン族出身。もとは共産主義者。スペインの植民地であった頃に、現地議会の急進独立派のメンバーであった。その後、植民地支配の終焉とともに選挙によって初代大統領に選出され、独立直前の1968年9月に就任した。外交ではソ連圏と緊密な関係を維持する一方で国民と外部世界の接触を抑える一種の鎖国政策を実施した。
1970年に野党活動を禁止し、自らが率いる唯一の合法政党労働者国民統一党を結成。1972年7月には終身大統領を宣言、1973年に大統領への絶対権力の集中を定めた憲法を採択、独裁体制を固めた。恐怖政治をおこない、多くの反体制的な国民を粛清したため、国民の3分の1が亡命者として国外へ脱出するという異常事態が発生した。1979年に甥のテオドロ・オビアン・ンゲマ率いるクーデターで処刑された。
関連項目
- フレデリック・フォーサイス
- 戦争の犬たち
- ビオコ自治運動
- ビオコ島(1973年から1979年まで、マシアスに因みマシアス・ンゲマ・ビヨゴ島と呼ばれた)
注釈
- “北朝鮮で15年過ごしたアフリカ独裁者の娘、回顧録出版”. ロイター (ロイター通信社). (2013年10月4日) 2013年11月8日閲覧。
外部リンク
- Kurzbiografie bei El Corresponsal (spanisch)
- Kurzbiografie mit Bildern (französisch)
- Fotogalerie bei Dictator of the month
- Geschichte Äquatorialguineas (spanisch)
- Banknoten und Münzen mit dem Bild Macías Nguemas (spanisch)
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