ネイティブ・サン (バンド)

ネイティブ・サンNative Son)は、日本のキーボード奏者の本田竹曠と、日本のサックス奏者の峰厚介を中心に1978年3月に結成されたフュージョン・バンドである。

ネイティブ・サン
Native Son
別名 TAKEHIRO HONDA and ネイティブ・サン
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ジャズ・ファンクフュージョン
活動期間 1978年 - 1987年
レーベル JVCポリドール
旧メンバー 本田竹曠峰厚介

概要

1970年から1980年代後半にかけて、日本ではフュージョン・ブーム全盛期を迎え、ネイティブ・サンもその代表的なバンドのひとつであった。ネイティブ・サンは日本全国各地でコンサート活動を行い、その経験によって収録されたのがデビュー・アルバム『ネイティブ・サン』である。

若々しい吹っ切れたパワーと、シンプルながらも心温まるメロディは、アメリカのチャートにもランキングされ、本場でも折り紙つきであった(アルバム『スーパー・ベスト』のライナーノーツより)。

バンドの代表曲として「スーパー・サファリ」「ウインド・サーフィン」は1980年代から2000年代にかけて、日本のテレビ・ラジオ局のBGMとして採用されている。

なお、アメリカで活躍しているネイティブ・サン (マイケル・トンプソン、ボビー・ワトソン、モー・プレジャーらによるバンド)とは無関係である。

メンバー

中心メンバー

その他のメンバー

  • 川端民生 - ベース ※創設メンバー
  • 村上寛 - ドラム
  • 大出元信 - ギター
  • ダミオン・ゴメス・ソウザ - クイーカ
  • 福村博 - トロンボーン
  • ロミー・木下 - ベース
  • グレッグ・リー - ベース
  • ルイス・ディ・アンドレード - ドラム
  • セシル・モンロー - ドラム
  • 米木康志 - ベース
  • 本田珠也 - ドラム
  • 藤原幹典 - サクソフォーン

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『ネイティブ・サン』 - Native Son (1979年、JVC)
  • 『サバンナ・ホットライン』 - Savanna Hot-line (1979年、JVC)
  • 『コースト・トゥ・コースト〜ライブ・イン・USA』 - Coast To Coast (Live In USA) (1980年、JVC) ※ニューヨーク「ボトムライン」などで収録された2枚組ライブ・アルバム
  • 『シャイニング』 - Shining (1982年、JVC)
  • 『リゾート』 - Resort (1983年、Polydor)
  • 『カーニバル / ライヴ・アット・モントルー』 - Carnival ~Live At Montreux~ (1983年、Polydor)
  • 『ガンボ』 - Gumbo (1984年、Polydor)
  • 『デイブレイク』 - Daybreak (1985年、Polydor)
  • 『ヴィアー』 - Veer (1986年、Polydor)
  • 『アグンチャ (仲間たち)』 - Aguncha (1987年、Polydor) ※TAKEHIRO HONDA and ネイティブ・サン名義

コンピレーション・アルバム

  • 『ウインド・サーフィン』 - Wind Surfing (1983年、JVC)
  • 『スーパー・ベスト』 - Super Best (1984年、JVC)
  • 『アクア・マリン』 - Aqua Marine (1986年、Polydor)

シングル

  • 「サバンナ・ホットライン」 - "Savanna Hot-Line" (1979年、JVC)
  • 「スーパー・サファリ」 - "Super Safari" / "Wind Surfing" (1979年、JVC)

参考文献

  • 1984年に発売されたアルバム『スーパー・ベスト』のライナーノーツ

外部リンク

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