ニーランド・スタジアム
ニーランド・スタジアム(Neyland Stadium )は、アメリカ合衆国のテネシー州ノックスビルにあるスタジアム。NCAAカレッジフットボールでサウスイースタン・カンファレンスに所属するテネシー・ボランティアーズ(テネシー大学)の本拠地スタジアムである。
ニーランド・スタジアム Shields-Watkins Field "Rocky Top"[1] | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 |
Phillip Fulmer Way Knoxville, TN 37996 |
起工 | 1921年3月21日[2] |
開場 | 1921年9月24日 |
所有者 | テネシー州 |
運用者 | テネシー大学 |
グラウンド | 天然芝 |
旧称 | |
シールズ=ワトキンス・フィールド(1921年 - 1962年) | |
使用チーム、大会 | |
NCAA / テネシー・ボランティアーズ(1921年 - 現在) | |
収容人員 | |
3,200 (1921-1925) 6,800 (1926-1928) 17,860 (1929-1936) 19,360 (1937) 31,390 (1938-1947) 46,390 (1948-1961) 52,227 (1962-1965) 58,122 (1966-1967) 64,429 (1968-1971) 70,650 (1972-1975) 80,250 (1976-1979) 91,249 (1980-1986) 91,110 (1987-1989) 91,902 (1990-1995) 102,544 (1996) 102,854 (1997-1999) 104,079 (2000-2005) 102,037 (2006-2008) 100,011 (2009) 102,455 (2010-present)[3] |
アメリカンフットボール・スタジアムとしては米国内で3番目に大きい。ここよりも大きいスタジアムはミシガン・スタジアム(ミシガン州アナーバー、107,501人収容)とビーバー・スタジアム(ペンシルベニア州ステートカレッジ、107,282人収容)の2つだけである。さらにオハイオ・スタジアム(オハイオ州コロンバス、101,568人収容)を加えた4スタジアムだけが、100,000人以上を収容できるアメリカンフットボール・スタジアムである。
歴史
スタジアムは1921年3月に完成した。完成当時の収容人数は3,200人だった。スタジアム名は、建設に出資した大学理事W. S. シールズと彼の妻アリス・ワトキンス=シールズの名を冠し、シールズ=ワトキンス・フィールド(Shields-Watkins Field )となった。
1926年に東スタンドを3,600席増設すると、3年後の1929年には西スタンドを11,060席増設して収容人数が10,000人を突破した。その後も1,500 - 15,000席規模の拡張工事が繰り返され、1962年には収容人数が50,000人を超えた。またこの年、元ヘッドコーチ(1926年 - 1952年)のロバート・ニーランドが死去したため、スタジアム名を彼の名から「ニーランド・スタジアム」へ改称した。
その後も拡張工事はたびたび行われ、1996年には収容人数が100,000人を突破、同時に全米一の巨大スタジアムとなった。しかし2年後にミシガン・スタジアムが席を増設したため、ニーランド・スタジアムは全米一ではなくなった。現在は104,079人収容で全米3位である。観客動員のスタジアム記録は2004年9月18日のフロリダ・ゲイターズ(フロリダ大学)戦で、109,061人が観戦に訪れた[4]。
2001年春にスポーティング・ニュースが行ったアンケートの結果、ニーランド・スタジアムは「カレッジフットボール・スタジアム全米一」に選出された。
脚注
- http://bleacherreport.com/articles/231003-tennessees-psychological-warfare-the-aura-of-rocky-top
- http://www.govolsxtra.com/news/2010/jun/19/stadium-once-forlorn-sight/
- “アーカイブされたコピー”. 2011年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月8日閲覧。
- UT Sports - Neyland Stadium Archived 2012年11月19日, at the Wayback Machine.. Retrieved: 6 September 2011.