DSステーション

DSステーション(ディーエスステーション、DS STATION)は、かつて任天堂がゲーム販売店の店頭に設置していたニンテンドーDS用の支援機器である。

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ヤマダ電機 山梨本店、DSステーション 2006年9月29日

DS用ソフトの体験版がプレイできる試遊台としての機能に加え、DSとの無線LANリンクが可能。

ニンテンドー3DSの発売に伴い、2011年9月中旬をもってニンテンドー3DSステーションへ置き換わることとなった[1]。尚、こちらのサービスも2020年3月1日を以て終了した[2]

機能

インフォメーション

DSステーション上部には20インチのモニターがあり、DS用ソフトのCMや任天堂からのインフォメーション映像が常時流れている。

Touch! Try! DS

DSステーションの中央部分にはニンテンドーDS Lite・クリスタルホワイトが一台設置してあり、体験版のプレイが可能。体験版は50タイトル以上が用意されており、順次追加されている。

DS LiteはDSステーションに固定されているが上下の高さを調節でき、子供から大人まで不自由なくプレイ可能。また、前のプレイヤーが途中で止めた場合でもDSステーションにあるリセットボタンを押すことで最初からプレイすることができる。

なお、Lite発売前はニンテンドーDSのプラチナシルバーが設置されていた。

一部DSステーションではDS Liteが設置されていないものもあったり、ニンテンドーDSiが設置されている場合がある。

DSダウンロードサービス!

新作ゲームの体験版や現在発売されているゲームソフトの追加データを、無線LANを通じて手持ちのニンテンドーDSにダウンロードできる機能。また、市販の予定の無い、任天堂ゲームセミナー受講生作品が配信されることもある。また、ソフトウェアの不具合の為の修復プログラムも配信する場合もある。

ダウンロードした体験版は電源を切るまで遊ぶことが出来る。体験版プレイ中に本体を閉じることでスリープモードに切り替わり、一時中断することが出来る。また、「すれちがい通信」の中継基地機能も備えており、リレー形式でデータの通信を行う[注 1][3]

いずれのサービスも期間限定なので、どのソフトでダウンロードサービスができるのかは事前に公式サイトなどで確認する必要がある。同時期に配信されている体験版は数本前後。

ニンテンドーWi-Fiステーション

ニンテンドーWi-Fiコネクションアクセスポイントとして、店内からインターネットに接続し、ニンテンドーWi-Fiコネクションのサービスを面倒な設定なしで利用することが出来る。 また、DSとの認証・暗号化などには任天堂が持っている無線関係の特許が使われていると思われる。

主な設置店舗

任天堂が目標としている設置数は約1000台。

脚注

注釈

  1. 現在は終了している

出典

  1. DSステーション”. Nintendo. 2019年12月21日閲覧。
  2. ニンテンドー3DSステーション設置店”. Nintendo. 2020年11月15日閲覧。
  3. 「すれちがい通信中継所」稼働停止のお知らせ”. Nintendo (2018年2月28日). 2019年12月21日閲覧。

関連項目

外部リンク

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