トンデモワンダーズ

2021年6月18日、ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』内のユニット「ワンダーランズ×ショウタイム[メンバー 1]」のユニット楽曲として追加された[1][2]。ゲーム内では、楽曲追加とともにイベント「ワンダーマジカルショウタイム!」が開催され[3]、同月30日にこの曲の初音ミクとKAITOが歌うバージョン（バーチャルシンガーver.）が追加された[4]。また、同年10月には、メンバーそれぞれによるソロバージョン（ゲーム内では「アナザーボーカルver.」と呼称）が追加されている[5]。同曲のMASTERはLv.32で、ゲーム内でも最難関クラスに分類されている[6][7]。

ミュージックビデオは、sasakura.UKのチャンネルでニコニコ動画[8]とYouTube[9]でともに2021年6月19日から公開されている。楽曲としては退廃していく世界を舞台としており、KAI-YOU.netのライターであるヒガキユウカの記事によると「底抜けにポップなサウンド」が特徴的な楽曲となっている[10]。ドットアニメは、ピクセルアーティストのAPO+が手がけている[10]。ヒガキユウカは、この曲に対して、「sasakure.‌UKの真骨頂」という表現を用いている[10]。2022年1月放送のラジオ番組『INI Tunes』では、INIのメンバー・池﨑理人がお気に入りの一曲として紹介し、「バーチャル」ではあるものの、キャピキャピとした「アイドルっぽい」楽曲だと話している[11]。

sasakure.UKの代表曲の一つとして紹介されることもある[12]。

『トンデモワンダーズ』公開後、ニコニコ動画上ではミリオンを達成し、2022年7月時点でのYouTube上の再生回数は1350万回を突破した[13]。

また、SNS上で爆発的にバズり[14]、TikTokではワンダーランズ×ショウタイムの音源に合わせた「踊ってみた」動画が話題となった[15][16]。また、2021年10月のBILLBOARD JAPANの記事ではTikTok上でミーム化していることが指摘されている[17][18]。この状況を受けて、ゲーム『プロジェクトセカイ』のプロデューサーを務める近藤裕一郎は、TikTok上で『トンデモワンダーズ』を聞いた後にゲームに流入する若い世代は珍しくないと語っている[16]。

TikTokerのあかせあかり[19]、VTuberのフレン・E・ルスタリオ[20]、莉犬[10]、うらたぬき[10]、尾丸ポルカ[10]、相羽ういは・長尾景[10]など、多くのインフルエンサーによるカバーもなされている。

• トンデモワンダーズ/Glory Steady Go（2023年2月15日、歌：ワンダーランズ×ショウタイム[メンバー 1]、KAITO）

• 『トンデモワンダーズ』（2021年6月22日、歌：初音ミク、KAITO）[1][15]

• 「トンデモワンダーズ feat. 初音ミク ピアノ かんたん 歌詞付き ドレミ付き 初心者/sasakure.UK」（2022年1月10日）[21]

• 「MIKU LAND 2021 ～SUMMER VACATION～」（2021年8月31日、DJ: 星菜日向夏、水科葵）[22]
• 「ダンマスワールド3」（2021年9月23日、なひつきした（くつしたちゃん・なひ・月浪））[23]
• コンサート「セカイシンフォニー」（2021年10月16日）[24]
• 「HIGH FIVE 2022 ～ODOROYO～」（2022年2月23日、まりん・まなこ・わた・まさと・たまひよ。）[25]
• 「VTuber Fes Japan 2022」（2022年4月30日、「ニコニコ超会議2022」内イベント、神楽めあとしぐれういのデュエット）[26]

• 「プロジェクトセカイ スペシャルチームマッチ2021」（2021年9月25日、「プロジェクトセカイ アニバーサリーフェスタ 2021」内イベント）[7]
• 「Project SEKAI CHAMPIONSHIP 2021 AUTUMN」（2021年9月26日、準決勝）[6]
• 「プロジェクトセカイ Championship 2022 Spring powered by ヴァイスシュヴァルツ」（2022年4月30日、決勝戦2曲目）[27]