デビッド・アダムス

デビッド・リー・アダムスDavid Lee Adams, 1987年5月15日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ブロワード郡マーゲイト出身の元プロ野球選手内野手)、野球指導者。右投右打。

デビッド・アダムス
David Adams
ヤンキース時代(2013年5月20日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ブロワード郡マーゲイト
生年月日 (1987-05-15) 1987年5月15日(36歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手三塁手
プロ入り 2008年 MLBドラフト3巡目
初出場 2013年5月15日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入り前

2005年MLBドラフト21巡目(全体630位)でデトロイト・タイガースから指名されるが拒否し、バージニア大学でプレーした[1]

プロ入りとヤンキース時代

2008年MLBドラフト3巡目(全体106位)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、6月9日に入団。

2009年は、A級チャールストン・リバードッグスとA+級タンパ・ヤンキースでプレーしていた。

2010年は、AA級トレントン・サンダーでプレーする。

2011年11月18日ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]

2013年3月26日バーノン・ウェルズの加入に伴って40人枠から外れた[3]3月29日にマイナー契約で復帰。AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレー。自身の誕生日である5月15日にメジャー昇格を果たし、同日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビュー。「6番・三塁手」で先発起用され、4打数1安打だった。チームは2対12で敗れた。5月20日ボルチモア・オリオールズ戦ではフレディ・ガルシアから初本塁打を記録。7月3日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリに降格。7月24日ルイス・クルーズの故障者リスト入りに伴ってメジャーに再昇格するも、7月28日ジェイソン・ニックスが故障者リストから外れたため、再びAAA級スクラントン・ウィルクスバリに降格した。8月5日デレク・ジーターが故障者リスト入りしたため再びメジャー昇格[4]8月11日デリン・ベタンセスとの入れ替えで再びAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格した。9月1日、セプテンバー・コールアップでメジャーに再昇格[5]。この年メジャーでは43試合に出場して打率.193・2本塁打・13打点の成績を残した。オフの12月2日FAとなった。

オリオールズ傘下時代

2013年12月13日クリーブランド・インディアンスと1年契約を結び、球団が発表した[6]

2014年3月22日ウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[7]。翌23日に傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ異動し、そのまま開幕を迎えた。5月4日に40人枠を外れ、AA級ボウイ・ベイソックスへ降格した[8]。この年は2球団合計で105試合に出場して打率.255・9本塁打・48打点・3盗塁の成績を残した。オフにFAとなった。

マーリンズ傘下時代

2015年1月30日マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ。傘下のAA級ジャクソンビル・サンズでプレーし、116試合に出場して打率.294・6本塁打・50打点・3盗塁の成績を残した。オフの11月6日にFAとなった[9]

ブルージェイズ傘下時代

2015年11月20日トロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、2016年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。

2016年は傘下のAAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、68試合に出場して打率.243・2本塁打・21打点・3盗塁の成績を残した。オフの11月7日にFAとなった[9]。この年限りで現役を引退した。

現役引退後

2017年にヤンキース傘下ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキース(GCLヤンキース)のコーチに就任し、2018年はGCLヤンキースのウェストチームで監督を務めた[10]2019年は傘下ショートシーズンA級スタテンアイランド・ヤンキースの監督を務めた。

2020年に傘下A+級タンパ・ターポンズの監督に就任したが[11]、マイナーリーグが開催中止となった。2021年に改めてタンパ・ターポンズ(A-級に格付け変更)の監督に就任[12]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2013 NYY 43152140102751240130010902434.193.252.286.537
MLB:1年 43152140102751240130010902434.193.252.286.537

背番号

  • 39(2013年 - 同年途中)
  • 45(2013年途中 - 同年終了)

脚注

  1. Virginia Baseball Announces Stellar 11-Member 2005 Recruiting Class
  2. Yankees add five players to 40-man roster MLB.com
  3. Yankees release infielder David Adams Yes Network
  4. Yankees Place Derek Jeter On DL; Recall Infielder David Adams CBS New York
  5. Yankees Expand Roster; Call-Up David Adams, Three Pitchers CBS New York
  6. Indians sign infielder David Adams MLB.com
  7. Orioles claim INF David Adams off waivers from Cleveland”. MLB.com Orioles Press Release (2014年3月22日). 2014年3月23日閲覧。
  8. Orioles outright INF David Adams to Double-A Bowie”. MLB.com Orioles Press Release (2014年5月4日). 2014年5月5日閲覧。
  9. MLB公式プロフィール参照。2018年9月18日閲覧。
  10. Robert M. Pimpsner (2018年2月17日). ADAMS TO MAKE MANAGERIAL DEBUT WITH GCL YANKEES WEST IN 2018 (英語). Pinstriped Prospects.com. 2018年9月18日閲覧。
  11. Tampa Tarpons Announce Coaching Staff for 2020 Season”. MiLB.com (2020年1月28日). 2022年1月5日閲覧。
  12. 2021 Tarpons Coaching Staff Announced”. MiLB.com (2021年3月25日). 2022年1月5日閲覧。

関連項目

外部リンク

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