テレビ司会者

テレビ司会者(テレビしかいしゃ、プレゼンターtelevision presentertelevision host)とは、テレビパーソナリティen:television personality;アメリカでは、テレビ司会者を経て、著名となった人物、いわゆるタレントを指す場合がある)とも呼ばれ、テレビ番組の紹介や司会、番組と視聴者の仲介役となる人物のことである。アメリカでは、他の分野で有名となった人物がなるのが一般的だが、子供向けテレビシリーズインフォマーシャル(つまり、テレビショッピング)など、プレゼンの分野だけで有名になり、テレビパーソナリティやタレントになる人もいる[1][2]

A man listens to a woman. In the background there are glass displays.
ITVの番組『en:Britain's Secret Treasures』の撮影で、イギリスの司会者(プレゼンター)のベタニー・ヒューズ(右)とキュレーターのRalph Jackson(左)が会話している様子。

概要

俳優モデルコメディアン(日本であれば、芸人)、ミュージシャン医師など、他の分野で有名な人が司会を兼ねることもよくある。また、科学者や政治家など、その分野の専門家が、自らの専門分野に関する番組のプレゼンターを務めることもある(たとえば、デイビッド・アッテンボローなど)。また、ある分野で有名になり、その名声を利用して他の分野でも活躍する有名人もいます。

後者の例としては、イギリスのコメディアンであり、現在は旅行に関する番組(『Around the World in 80 Days』など)の司会を務めるマイケル・ペイリンや、アメリカの俳優で10年以上にわたって『Scientific American Frontiers』の司会を務めているアラン・アルダがいる[3]。また、アメリカのスタンダップコメディアンで、UFC解説者と試合後のインタビュアーを務めるジョー・ローガンもその一人である。ドナルド・トランプ元アメリカ大統領は政界入りする前、豪快なライフスタイルとビジネスの手際の良さで有名になった後、『サタデー・ナイト・ライブ』などのライブ番組や自身の番組『アプレンティス』で司会者を務めていた。

カナダやニュージーランド、オランダ、リヒテンシュタイン、バルバドス、スリランカ、インド、スペイン、デンマーク、ギリシャ、オーストラリア、エジプト、アンドラ、マルタ、サンマリノ、日本、韓国など多くの国で一般的に使用されている言葉である。

アメリカ合衆国

アメリカ合衆国では、このような人物は一般的に、トークショー・ホスト、あるいはMC(Master of ceremonies、司会進行係)という用語で呼ばれている。

一方で、テレビのニュース番組では、アンカーと呼ばれる。

関連項目

脚注

  1. TV presenter Donna Air joins Pippa Middleton's fan club”. Daily Telegraph. 2022年1月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月23日閲覧。
  2. Dimbleby criticises ageism in TV”. itv.com (2013年5月28日). 2017年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月23日閲覧。
  3. Alan Alda, on season 4 (英語). Scientific American Frontiers英語: Scientific American Frontiers. PBS (1993-1994). 2006年時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.