テオドリック廟
テオドリック廟(伊: Mausoleo di Teodorico,英: Mausoleum of Theodoric)は、東ゴート王国の創始者テオドリック1世により造られたテオドリック自身の霊廟である。520年にイタリアのラヴェンナに建設された。大王テオドリックと言わしめたテオドリック1世の霊廟である。
| |||
---|---|---|---|
テオドリック廟(コモンズより) | |||
英名 | Mausoleum of Theodoric | ||
仏名 | Le mausolée de Theodoric | ||
面積 | 1.32 ha | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1),(2),(3),(4) | ||
登録年 | 文化遺産 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
使用方法・表示 |
様式は、末期ローマ建築を踏襲した。1階の床の中央に位置する円形の棺は、テオドリック1世が埋葬された円形の石で作られた墓である。テオドリック1世の遺骨はそこに収められたが、その遺骨はビザンチン帝国のユスティニアヌス1世の支配下で535年に取り除かれ(ゴート戦争)、霊廟はキリスト教の礼拝堂となった。1996年にユネスコの世界遺産の一つとして、他の7つの『ラヴェンナの初期キリスト教建築物群』に登録された。
切り石による組積構造で、ドームは巨大な一枚岩でできている。霊廟の内部に石棺が残るが、遺品や副葬品などはない。
- 外観
- 概観
- 景観
- テオデリック宮殿
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.