タブリーズ地震 (1780年)
タブリーズ地震(タブリーズじしん、Tabriz earthquake)は、1780年1月8日にイラン北西部を襲った大地震。地震の規模は、マグニチュード(Ms)7.4[2]。地震により古都タブリーズは壊滅的な被害を受けた。死者・行方不明者の数については文献により大差があるが、およそ40,000〜200,000人とされている。タブリーズは地震帯に位置することから[3]、歴史上地震で度々被災しているが、その中でもこの地震による被害は深刻であった。また、この地震災害はイラン史上最悪の震災1つともいわれる。なおタブリーズは18世紀に、この地震を含めて顕著な被害地震に3回(1721年・1727年・1780年)も襲われている。
脚注
- “1780 Tabriz earthquake”. National Centers for Environmental Information. 2018年3月22日閲覧。
- 宇津徳治「宇津検索」
- 三訂版,世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,世界大百科事典 第2版,日本大百科全書(ニッポニカ),精選版 日本国語大辞典,旺文社世界史事典. “タブリーズとは”. コトバンク. 2021年3月20日閲覧。
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