ソンテウ
ソンテウ、ソンテオ[1](タイ語: สองแถว, songthaew)とは、タイで広く普及している、小型トラックの荷台を改造して旅客用とした乗り物である。乗合バス又は乗合タクシーに相当する。また、一般のタクシーのような利用が可能な地域もある。タイ国外にも同様のものがある。
概要
バンコクを除くほとんどの都市とその周辺の農村地帯で運行されている。ソンテウとはタイ語で「2列」を意味する。これは、ソンテウの客席がトラックの荷台部分に向かい合わせで配置されており、2列になっているためである。
ソンテウの運行形式は主に2種類あり、路線バスのように決められたルートを運行するものと、タクシーのように客の指示する目的地に向かうものとがある。バス式ソンテウは主に地方都市とその周辺の農村部を結ぶ役割を果たしており、全国に路線網が張り巡らされている。タクシー式ソンテウはチエンマイやハート・ヤイなど一定の規模を持つ地方都市に見られ、市内の移動に利用されている。いずれも一般庶民のもっとも日常的な交通手段として使われており、運賃も安価である。
タクシー式ソンテウの乗り方
出典
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