ゼア・アンド・バック

ゼア・アンド・バックThere and Back)は、ジェフ・ベック3枚目のソロ・スタジオアルバム。1980年にリリース。

ゼア・アンド・バック
ジェフ・ベックスタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
録音 1978年12月 -
ジャンル ロック
フュージョン
時間
レーベル エピック・レコード
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 15位(日本[1]
  • 21位(アメリカ[2]
  • 38位(イギリス[3]
ジェフ・ベック アルバム 年表
ライヴ・ワイアー
(1977)
ゼア・アンド・バック
(1980)
フラッシュ
(1985)

概要

スタンリー・クラークとのツアー終了後、ジェフは1978年12月からヤン・ハマーとの新作のレコーディングに取りかかる。プロデュースはケン・スコットが担当し、ドラムスとしてサイモン・フィリップスが参加した。このセッションでは、ツアーですでに演奏されていた「Star Cycle」や「Too Much to Lose」が録音されたが、その仕上がりに満足がいかなかったジェフはリリースを見合わせ、1979年6月にはヨーロッパ・ツアーを開始する。

ツアー終了後、共演したトニー・ハイマス、サイモン・フィリップスに加えベースにモー・フォスターが参加しレコーディングを再開し5曲を完成、これに前回のセッションでの3曲を加えて新作『ゼア・アンド・バック』が完成した。本作発表後、アメリカ、日本、ヨーロッパを回るツアーが行われた。

1曲目の「スター・サイクル(Star Cycle)」は、『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日)において次期シリーズ予告のBGMとして1980年代に使用されている。

来日公演

4度目の来日となる日本公演は1980年12月4日の武道館公演を皮切りに10公演が行われた。

曲目

  1. スター・サイクル - Star Cycle (Hammer) 4:56
  2. トゥー・マッチ・トゥ・ルーズ - Too Much to Lose (Hammer) 2:55
  3. ユー・ネヴァー・ノウ - You Never Know (Hammer) 4:03
  4. ザ・パンプ - The Pump (Hymas, Phillips) 5:43
  5. エル・ベッコ - El Becko (Hymas, Phillips) 3:59
  6. ザ・ゴールデン・ロード - The Golden Road (Hymas, Phillips) 4:55
  7. スペース・ブギー - Space Boogie (Hymas, Phillips) 5:04
  8. ザ・ファイナル・ピース - The Final Peace (Beck, Hymas) 3:36

パーソネル

脚注

  1. 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.160
  2. There and Back - Jeff Beck : Awards : AllMusic
  3. ChartArchive - Jeff Beck
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