セイヨウヒルガオ
セイヨウヒルガオ (Convolvulus arvensis) は、ヨーロッパに生息するヒルガオ科のつる植物。園芸植物としては、コンボルブルス・アルベンシスという学名で呼ばれることもある。
セイヨウヒルガオ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Convolvulus arvensis L. | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
field bindweed |
特徴
多年草。0.5-2mくらいに成長する。葉はらせん状につき、糸状もしくは矢じり形で、長さは2-5cm。葉柄は1-3cm。花はトランペット状で、直径1-2.5cm、色は白またはパールピンクで、5つの少し濃いピンクの放射状の帯がある。
以下の二つの亜種がある。
- C. a. var. arvensis(葉が広い)
- C. a. var. linearifolius(葉が狭い)
外来種問題
日本では観賞植物として導入されて、1940年代以降、全国に定着した[1]。
きれいな花を咲かせるが、成長が早く、栽培している植物を覆ってしまうため、庭ではしばしば雑草として迷惑がられる。また、農作物にも悪影響を与える[2]。
参考文献
- 多紀保彦(監修)、財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7。
- セイヨウヒルガオ 国立環境研究所 侵入生物DB
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