シンガポール・フライヤー
シンガポール・フライヤー(英語:Singapore Flyer)は、シンガポールのマリーナエリアにあるアジア最大の観覧車。2008年3月1日に開業した。高さ165m、使用された鋼材は1,800t、総工費はS$2億4,000万。完成当初は世界最大の観覧車であったが、2014年にアメリカ・ラスベガスにオープンしたハイ・ローラーに世界一の座を明け渡した。
The Singapore Flyer | |
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概要 | |
用途 | 観覧車 |
所在地 | シンガポール |
着工 | 2005年9月25日 |
完成 | 2008年3月1日 |
開業 |
2008年2月11日 (限定的)[1] 2008年3月1日 (一般開業) 2008年4月15日 (公式開業) |
建設費 | S$2億4,000万 (US$1億8,000万) (GBP£9,000万) |
所有者 | Singapore Flyer Pte Ltd |
高さ | 165 m (541 ft) |
技術的詳細 | |
床面積 | 33,700 m2 (362,700 sq ft) |
設計・建設 | |
建築家 | 黒川紀章建築都市設計事務所、DP Architects |
開発業者 | Melchers Project Management |
技術者 | Arup |
主要建設者 | 三菱商事・竹中工務店コンソーシアム(共同企業体) |
その他の情報 | |
収容人員 | 784 |
シンガポール・フライヤー | |||||
中国語 | |||||
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簡体字 | 新加坡摩天观景轮 | ||||
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マレー語 | |||||
マレー語 | Pelayang Singapura | ||||
タミル語 | |||||
タミル語 | சிங்கப்பூர் ஃப்ளையர் |
設計は黒川紀章建築都市設計事務所がデザインを、現地シンガポールのDP Architectsが内装や構造等を担当した。乗客を乗せるカプセルは28個あり、三菱重工が製作を担当した。それぞれに空調や紫外線保護が備え付けられている。カプセルの定員は各28名と多く、またカナッペやワイン等飲食物の提供も行われるため、結婚式や誕生日パーティといった用途での貸切利用が可能である。1周には約30分を要する。
利用には原則としてウェブサイトでの事前予約が必要だが、当日券も若干用意されている。
またシンガポール・フライヤー周辺がコースとなっているF1レース、シンガポールグランプリと提携し、相乗効果を狙う。
料金
- 大人:S$33.00
- 3歳-12歳:S$21.00
- 60歳以上:S$24.00
トラブル
ギャラリー
- マリーナ湾越しに見る建設中のシンガポール・フライヤー
- 乗り場から見上げたシンガポール・フライヤー
- 夕刻の空の旅へ
- ゴンドラ内
- ゴンドラからの眺望
- ゴンドラからの眺望
- 最高点に達したゴンドラ
- 支柱の土台
- 横から見た土台
- イーストコースト・パークウェイから望むシンガポール・フライヤー
- 乗り場
- 底部に位置する庭園(Yakult Rainforest Discovery Garden)
脚注
- “Singapore Flyer opens to the public from Saturday”. Channel NewsAsia. (2008年3月1日)
- AFPBB News2008年12月23日 2009年1月24日閲覧
- Singapore Flyer to fly high once again
関連項目
- 千里眼シリーズ 「千里眼 シンガポール・フライヤー」で物語の重要な舞台となっている。
- シンガポールグランプリ
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