シャン・ド・マルス公園

シャン・ド・マルス公園:Parc du Champ-de-Mars)は、フランスパリ7区にある公園である。24.3haの面積を有するパリ有数の緑地であり、公園の北西側にはエッフェル塔、南東側にはエコール・ミリテール(陸軍士官学校)が隣接している。 1867年第2回パリ万国博覧会[1]を最初として1937年までに5回の国際博覧会が開催され、大きなパビリオンが林立した。1991年には、この公園を含むパリのセーヌ川周辺は「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録された。

シャン・ド・マルス公園
 Parc du Champ-de-Mars
エッフェル塔第3展望台(最上階)からの眺望
所在地
面積 24.3ha
前身 練兵場
開園 1908年
アクセス

RER C線シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル駅

メトロ8号線エコール・ミリテール駅
公式サイト http://equipement.paris.fr/

歴史

公園の名称は古代のローマ市にあったカンプス・マルティウスに因む。シャン・ド・マルスもカンプス・マルティウスも「(戦争の神である)マルスの野」の意である。かつてこの場所が練兵場・閲兵場として利用されていたことによる。

1790年7月14日にフランス革命1周年記念祭である連盟祭が行われ、また、1791年7月17日にシャン・ド・マルスの虐殺が起こった場所でもある。1793年11月12日、ジャン=シルヴァン・バイイギロチンで処刑された。1794年6月8日には、テュイルリー宮殿からこの場所にかけて最高存在の祭典が催された。

脚注

  1. 1867年第2回パリ万博 万博にも娯楽を - 国立国会図書館電子展示会「博覧会 近代技術の展示場」2018年6月24日閲覧

関連項目

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