コールドオープン

コールドオープン（英: cold open）もしくはティーザー（英: teaser）[1]は、テレビ番組や映画の製作におけるテクニックの呼称であり、直接話に入った後でタイトルやオープニングを入れる製作技法をいう。1990年代に広まった手法。

概略

「番組または映画のオープニング・クレジットが始まる前に、一部の場面を切り取って見せること」である[1]。

これは「前回のあらすじ」をコンパクトに圧縮したものであるかもしれないし、逆に今週の見所の一部を見せて視聴者を釘付けにする「引き」（クリフハンガー）かもしれない[1]。

コールドオープンで見せるのは、メインストーリーの先頭部分かもしれないし、メインストーリーとは繋がっておらず設定や登場人物を見せるための独立した短編であるかもしれない[2]。

テレビや映画以外でも、例えばYouTube動画でも利用可能である[3]。

脚注
  1. Pollick, Michael (2013年6月10日). “What is a Cold Open?”. WiseGEEK. WiseGEEK. 2019年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月14日閲覧。
  2. Manny Basanese (2021). “14 Your Cold Open” (英語). Writing the Comedy Pilot Script: A Step-by-Step Guide to Creating an Original TV Series. Routledge. doi:10.4324/9781003108788-15. https://books.google.co.jp/books?id=xIxNEAAAQBAJ&pg=PT156 2022年2月14日閲覧。
  3. “【徹底解説】YouTube 動画のオープニングを作成するには”. CyberLink Corp (2021年12月10日). 2022年2月14日閲覧。 “このテクニックは、YouTube の動画にも応用でき、オープニング動画の最初に視聴者を引き付ける本編の内容をちょっとだけ見せてあげると効果的です。”

関連項目
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