ガヤック

ガヤック(Gaillac, 「ガイヤック」とも表記)は、フランス南部ミディ・ピレネー地方タルヌ県にある人口1万人あまりの町である。ローマ時代からワインの醸造が行われ、千年以上も市場町として栄えている歴史のある町で、タルヌ県北西部の商業と文化の中心都市で、県内で生産されるAOCワイン「ガヤック」の生産・流通拠点になっている。

ガヤック



行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) オクシタニー地域圏
(département) タルヌ県
(arrondissement) アルビ郡
小郡 (canton) 小郡庁舎所在地
INSEEコード 81099
郵便番号 81600
市長任期 ミシェル・リュー
2008年 - 2013年
人口動態
人口 11 073人
1999年
人口密度 217人/km2
地理
座標 北緯43度54分05秒 東経1度53分57秒
標高 平均:140 m
最低:105 m
最高:288 m
面積 50,93km2 (5 093ha)
ガヤックの位置(フランス内)
ガヤック
ガヤック
公式サイト /site officiel

位置

この地方の中心都市トゥールーズから北東へ約50km行ったところにある。タルヌ川を下って行くと、ガロンヌ川・ジロンド川となり、大西洋側に出ることができる。

スポーツ

ラグビーチームUAガヤックがある。

ガヤックのワイン

この地区のワインの歴史は、プロヴァンスやラングドック・ルシヨン地方に次いで古いと言われている。ローマ人はタルヌ川を下って、地中海沿岸で作られたワインを大西洋側の地域または北部ヨーロッパに運搬していたが、ぶどうの苗が持ち込まれ、次第にこの地方でも栽培されるようになった。丘陵地帯からはローマ時代の土器が発掘されている。

ガヤックは中世には、ベネディクト派の修道院を中心に発展した。聖餐式などの宗教上の儀式に使用するワインを得るために、修道士たちがぶどう園を経営したため、優れたワインが作られるようになった。

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.