カンガルーの反乱

カンガルーの反乱」(カンガルーのはんらん)は、1978年11月9日から1979年1月18日までテレビ朝日系において「ナショナルゴールデン劇場」枠で放映されていたテレビドラマ。全11話。

カンガルーの反乱
ジャンル テレビドラマ
脚本 向田邦子
演出 山内和郎大井素宏川田方寿
出演者 杉浦直樹
いしだあゆみ
赤木春恵
佐野浅夫
馬渕晴子
伴淳三郎
音楽 平尾昌晃
言語 日本語
製作
プロデューサー 木村幹
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年11月9日〜1979年1月18日
放送時間木曜日21:00〜21:54
放送枠ナショナルゴールデン劇場
放送分54分
回数11回

概要

過保護な元で育った主人公・亀岡勝男を「カンガルーの子」に、その母・升代をその親に例えて、勝男が独立を期して結婚を決意するという一種の「反乱」によって起こる数々の出来事をコメディータッチかつ切実に描いていった。

小料理屋「かがや」の主人・亀岡勝男は46歳になるが独身。父を早くに亡くして母の手一つで育てられたせいか、母には弱く、母の前では乳離れしていない子供のような感じになってしまう。勝男はある日、母・升代に言われて近所の「浅見印房」へハンコを取りに行った時、そこの一人娘のみず子によって勝男は突然婚約者に仕立てられてしまう。かつてみず子は妻子ある男の愛人だったが、これに気付いたその男の妻の照子に、みず子の父・森太郎の前で怒鳴り込まれ、みず子は進退窮まったあまりとっさにそこに居た勝男を紹介して「この人と結婚することを前提に付き合っている」と口走り、勝男も機転を利かせて「この人と結婚する」と口裏を合わせて、近くの横丁で熱々ぶりまで見せて照子を納得させるのだった。しかし、この様子が偶然にも焼き鳥屋の通称「やりとり」に目撃されたことで、彼の口からこの噂はたちまちのうちに広まってゆく…[1][2]

スタッフ

  • 脚本:向田邦子 (全話担当)
  • プロデューサー:木村幹
  • 演出:山内和郎、大井素宏、川田方寿
  • 音楽:平尾昌晃

出演

放映リスト

話数放送日サブタイトル演出
11978年11月9日恋人一夜漬山内和郎
21978年11月16日袋の中の青春大井素宏
31978年11月23日花嫁衣裳早とちり
41978年11月30日痴漢の時間
51978年12月7日ハッピ・バスで、湯
61978年12月14日おやじの女川田方寿
71978年12月21日男の花道廻り道大井素宏
81978年12月28日他人の幸福応援団
91979年1月4日キツネの仲人
101979年1月11日輪が濃いは
111979年1月18日あいたた結婚

脚注

  1. 京都新聞 1978年11月9日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  2. 週刊TVガイド 1978年11月10日号 p.44
テレビ朝日系列 ナショナルゴールデン劇場
前番組 番組名 次番組
カンガルーの反乱
流氷の詩
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