カルロス・シュヴァーベ

カルロス・シュヴァーベ(Carlos Schwabe, 1866年7月21日 - 1926年1月22日)は、ドイツ生まれのスイス画家

カルロス・シュヴァーベ
Carlos Schwabe
カルロス・シュヴァーベ(1900年頃)
生誕 (1866-07-21) 1866年7月21日
プロイセン王国の旗 プロイセン王国アルトナ
死没1926年1月22日(1926-01-22)
フランスの旗 フランスパリ
国籍スイスの旗 スイス
著名な実績絵画
運動・動向象徴主義
シュヴァーベ『墓掘り人夫の死』

生涯

シュヴァーベはホルシュタイン地方のアルトナ(現・ハンブルク市内)でドイツ人の父とスペイン人の母との間に生まれた。

早い時期にスイスのジュネーヴに移り住み、そこで美術を学んだ後、パリに行き、象徴主義運動のサークルの中で活動を始めた。シュヴァーベの絵で特徴的なのは、ギリシア神話寓意の人物を描く点である。文学通の画家として、本の挿絵に引っ張りだこで、エミール・ゾラの『夢』、シャルル・ボードレールの『悪の華』、モーリス・メーテルリンクの『ペレアスとメリザンド』、アルベール・サマンの『王女の庭で』などを手掛けた。シュヴァーベは以後の人生をフランスで送り、1926年、パリ郊外で死去した。

ギャラリー

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