エンシェーピング

エンシェーピングスウェーデン語: Enköping)は、スウェーデンウプサラ県にある都市で、エンシェーピング市の市庁所在地である。人口は2万5071人(2020年)[1]

エンシェーピング
市街の東10kmに位置するリツレーナ教会
市街の東10kmに位置するリツレーナ教会
エンシェーピングの位置(スウェーデン内)
エンシェーピング
エンシェーピング
北緯59度38分 東経17度05分
 スウェーデン
地方 ウップランド地方
ウプサラ県の旗 ウプサラ県
基礎自治体 エンシェーピング市
面積
  合計 11.88 km2
人口
(2020年)[1]
  合計 25,071人
  密度 2,110人/km2
等時帯 UTC+1 (中央ヨーロッパ時間)
  夏時間 UTC+2 (中央ヨーロッパ夏時間)

地理

ストックホルムの西78km、メーラレン湖のほとりに位置する。一帯には多くの都市が集中し、1965年には市街の半径120km圏内にスウェーデン総人口の3分の1が集中している事実が判明した。市のスローガンもずばり「スウェーデンにもっとも近い都市」である。

歴史

1700年前後の市街

青銅器時代の岩絵が郊外で見つかっているが、市に関する記録は13世紀まで現れない。湖畔の肥よくな土壌ゆえ、辺りは豊かな穀倉地帯として発展、市街も交易の十字路としての役割を担った。後世にはストックホルムやヴェステロースなどの主要都市とのあいだにメーラル鉄道や欧州ルートE18号線が開通した。数軒の工場や病院のほか、スウェーデン陸軍の統制・電子戦センターが置かれている。

ゆかりの人物

  • アメーリア・アンデシュドッテル - 政治家
  • エリン・ラント - 歌手[2]
  • ラーシュ - 13世紀のスウェーデン大司教。この地の修道院に眠る

スポーツ

サッカーエンシェーピングSKの本拠地である。

脚注

  1. Tätorternas landareal, folkmängd och invånare per km2 2005 och 2010 (Swedish). Statistics Sweden (2011年12月14日). 2012年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月10日閲覧。
  2. Jeffrey de Hart, 'Crying Fame', in Billboard dated 20 November 2004, Vol. 116, No. 47, p. 77
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