エピテーゼ
エピテーゼ(独: Epithese)とは、医療用具として体表に取り付ける人工物のこと。
日本では顔面エピテーゼを狭義としてエピテーゼと呼ぶこともあるが、実際の意味は前述の定義のように指の欠損を補うもの、義手や義足なども含めてエピテーゼと呼ばれる。これに対し、体内に埋入する人工物はプロテーゼと呼ばれる。
第一次世界大戦では手足を失う傷痍軍人が急増したことから、エピテーゼの重要性が高まった[1]。
以前は放射線治療の際、不要な被曝を回避するために防護用として装着するエピテーゼも存在したが、近年では放射野を絞った照射が可能になったことから、その使用法は減少傾向にある。日本においてはあまり用いられないが、欧米では一般的である。
脚注
- “第一次世界大戦との関係”. エピテみやび (2019年1月5日). 2019年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月30日閲覧。
外部リンク
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