ウォリス・デイ
ウォリス・デイ(Wallis Day, 1994年9月20日 - )は、イギリスの女優であり、元モデル。
ウォリス・デイ Wallis Day | |
---|---|
Day in 2013 | |
生年月日 | 1994年9月20日(28歳) |
出生地 | イギリス・ロンドン |
職業 | 女優、モデル |
活動期間 | 2012 - |
備考 | |
モデル情報 | |
身長 | 175 cm (5 ft 9 in)[1] |
髪の色 | Blonde |
眼の色 | Blue |
ソープオペラ『Hollyoaks』の Holly Cunningham 役、TVシリーズ『Krypton』の Nyssa-Vex 役、テレビシリーズ『BATWOMAN/バットウーマン』の Kate Kane 役などで知られている。
若いころ
1994年9月20日にイギリスのロンドンで生まれ、イルフォードで育った[2]。家族の中に芸能界と関わりのある人がいなかったので、「ごく普通の家庭で、ごく普通の仕事をしていた」と語っている。5歳の時、父親にバレエを見に連れて行ってもらったことがきっかけで演技に熱中し、同年齢のときにステージコーチ・シアター・アーツに入団した。彼女の成長期には、家族と一緒に頻繁に引っ越しをし[3]、12年間で11の学校に通った[4]。シルビア・ヤング・シアター・スクールに通い[5]、後にアーツ・エデュケーショナル・スクールズ・ロンドン (ArtsEd) にも通った[3]。
経歴
13歳でモデルエージェンシーのModels 1と契約し、3年間、エージェンシーで最年少だった[3]。「演劇学校に行くための貯金をするため」にモデル業を始めたと述べている[6]。モデルとして活動している間、Garnier、Superdry、Nikeなどのモデルを務めた[3]。16歳でモデルを辞め、女優としてのキャリアを積むことを選択した[3][7]。スクリーンに登場した最初の作品は、ニンテンドー3DSのコマーシャルで、「スーパーマリオ 3Dランド」をプレイしているシーンだった[4]。19歳のとき、2016年に『Between Two Worlds』のルーシー役で初めて映画出演を果たした[3]。最初のテレビ出演は、2012年から2013年にかけて放送されたイギリスのソープオペラ『Hollyoaks』のHolly Cunninghamだった[8] [9]。
2014年、キャスパー・リーのガールフレンドになりすまし、彼のルームメイトであるジョー・サグといちゃつくYouTubeのイタズラ動画に出演した。この動画は2200万回以上の再生回数を記録した[4]。同年、リア・ミシェルの「On My Way」、アークティック・モンキーズの「Arabella」、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの「シー・ルックス・ソー・パーフェクト」のミュージックビデオに出演し[10]、Sky Oneの『Trollied』第4シリーズ第7話にも出演した[11]。
2015年、テレビ映画『Casanova』にアンジェリカ役で出演し[10]、ITVシリーズ『Jekyll and Hyde』ではオララ・ジキル/ハイドを演じた[12]。『Jekyll and Hyde』の後、ArtsEdで学ぶために活動を休止した[3]。
2016年、Instagramのオリジナルシリーズ「Shield 5」にAmy Williams役で出演し[13]、『The Royals』には2018年までアンジー役でレギュラー出演した[14]。
2017年には、TNTのシリーズ『Will』にCressida Deveraux役で出演した[3]。
2018年から2019年にかけて、Syfyのシリーズ『Krypton』に、スーパーマンの祖母であるNyssa-Vex役としてレギュラー出演を果たした[15] [16] [17]。
2021年に配信された映画『インフィニット 無限の記憶』ではシン役で出演した[18]。3月、CWテレビジョンネットワークのシリーズ『BATWOMAN/バットウーマン』の第2シーズンに再出演し、ルビー・ローズからケイト・ケイン役を引き継ぐことになった[19]。キャラクターの顔の変化が説明されているエピソード「Initiate Self-Destruct」でデビューした[20]。また、Circe Sionisも演じている[21]。
私生活
「主人公のガールフレンドや隣の家の女の子」のようなストックキャラクターを演じることを嫌い、ファム・ファタールなどのよりアクション性の高い役を好むと述べている。総合格闘技、ボクシング、ムエタイの訓練を受けている[4]。 作家志望でもあり、サイコスリラー小説を書き、それを脚本化するつもりでいる。また、水泳のトレーニングを受けた水泳選手でもあり、2012年夏季オリンピックに参加するために準備を始めたが、女優業に専念するために水泳から離れることにした[3]。そのほか、サーフィンやジェットスキーにも精通している[7]。
自分のセクシュアリティについてコメントしないことにしている[22]。2017年に「ストレートであること、バイセクシュアルであること、ゲイであることは選択ではありません。その件に関して私が言えることは以上です」と述べている[23]。
出演作
テレビ
公開年 | 作品名 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2012〜2013年 | Hollyoaks | Holly Cunningham | メインキャラクター |
2014年 | Trollied | Advert Woman | ゲスト出演 |
2015年 | Casanova | Angelica | テレビ映画 |
Jekyll and Hyde | オララ・ジキル/ハイド | レギュラー出演 | |
2016年 | Shield 5 | Amy Williams | メインキャラクター |
2016〜 2018年 | The Royals | Angie | レギュラー出演 |
2017年 | Will | Cressida Deveraux | ゲスト出演 |
2018〜2019年 | Krypton | Nyssa-Vex | メインキャラクター |
2021年–現在 | BATWOMAN/バットウーマン | ケイト・ケインとCirce Sionis | レギュラー出演(シーズン2) |
映画
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2016年 | Between Two Worlds | ルーシー | |
2021年 | インフィニット 無限の記憶 Infinite |
エージェント・シン |
ミュージックビデオ
年 | タイトル名 | アーティスト |
---|---|---|
2014年 | 「On My Way」 | リア・ミシェル |
「Arabella」 | アークティック・モンキーズ | |
「シー・ルックス・ソー・パーフェクト」 | ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー |
脚注
- “Wallis day”. Models 1. 2021年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- “Wallis Day”. Rotten Tomatoes. 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- Hawke, Heather (2018年4月11日). “Wallis Day”. Decorated Youth. 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- Williams, Max (2018年4月9日). “"I just enjoy taking risks." Is Wallis Day the coolest actress in the world?”. Square Mile. 2021年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- Oddity Studios. “Wallis Day for Oddity”. Oddity. 2021年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月29日閲覧。
- Edwards (2018年9月27日). “An interview with Wallis Day from Krypton”. DC World. 2020年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- “An Interview with Wallis Day”. French Connection (2017年8月21日). 2021年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月27日閲覧。
- Kilkelly (2012年10月26日). “Hollyoaks: Cindy's daughter Holly returning to soap”. Digital Spy. 2012年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月26日閲覧。
- Kilkelly (2013年10月3日). “Hollyoaks Holly Cunningham role recast”. Digital Spy. 2020年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月16日閲覧。
- “Wallis Day”. Hamilton Hodell. 2021年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月27日閲覧。
- “Trollied Series 4, Episode 7”. British Comedy Guide. 2021年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月27日閲覧。
- Butcher. “Jekyll and Hyde – S1 – Episode 8: 'Moroii'”. Radio Times. 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月16日閲覧。
- Marnell (2016年2月1日). “Instagram Launches First Drama Series, Shield 5”. Mandatory. 2021年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月27日閲覧。
- “Wallis Day – Krypton”. Starry Constellation Magazine (2018年4月11日). 2020年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- Petski (2017年10月10日). “Krypton: Ian McElhinney & Elliot Cowan Among Six Cast in Syfy Pilot”. Deadline Hollywood. 2017年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月5日閲覧。
- Webb Mitovich (2019年8月16日). “Krypton Cancelled at Syfy After 2 Seasons, Lobo Spinoff Passed Over”. TVLine. 2019年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月16日閲覧。
- “Krypton: Nyssa-Vex”. Syfy. 2020年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月16日閲覧。
- Motes (2020年4月14日). “Paramount Moves Mark Wahlberg Sci-Fi Thriller Infinite from August to May 2021”. ScienceFiction.com. 2020年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月25日閲覧。
- Ramos (2021年3月22日). “'Batwoman' Sets Wallis Day As New, Altered Kate Kane in Big Reveal”. Deadline Hollywood. 2021年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月22日閲覧。
- Agard (2021年5月2日). “'Batwoman' star Wallis Day breaks down Kate Kane's return and identity crisis”. Entertainment Weekly. 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- Ortiz, Andi (2021年6月21日). “'Batwoman': Wallis Day on Circe's 'Deranged' Warpath and the Key to Saving Kate (Video)”. TheWrap. 2021年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
- Rude (2021年3月22日). “Wallis Day Replaces Ruby Rose as Kate Kane in CW's 'Batwoman'”. Out. 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月29日閲覧。
- Wallis Day [@wallisday] (2017年10月30日). "Being straight, bisexual or gay is NOT a choice. All I'll say on that matter" (ツイート). Twitterより。 Cite webテンプレートでは
|access-date=
引数が必須です。 (説明)
外部リンク
- Wallis Day - IMDb(英語)