イタコルマイト
柔軟性の原因
諸説あり、議論が行われてきた。石英粒の間に白雲母、緑泥石、滑石等が存在している事で粒の間の変形がしやすいと考えられていたが、複雑に風化して遊びのあるジグソーパズルのように粒が絡み合った結果であるとされる[2][3]。
産地
発見されたブラジルのミナスジェライス州のほか、ゴイアス州。アメリカのジョージア州、ノースカロライナ州。マダガスカル、インド、ロシア、フランスなどで産出する。いずれも先カンブリア時代の石英片岩の一部から見つかっている[3]。
出典
- 鈴木 博之, 蟹江 康光, 蟹江 由紀, Rambeloson R.A., Ramasiarinoro V. (2008). マダガスカルからイタコルマイト(こんにゃく石)の発見とその意義. 日本地質学会第115年学術大会. 秋田. doi:10.14863/geosocabst.2008.0.133.0。
- コトバンク:イタコルマイト岩石学辞典の解説
- 鈴木 博之, 横山 卓雄, 西原 正夫 (1992). 251 イタコルマイト(こんにゃく石)の組織と変形様式. 日本地質学会第99年学術大会. 熊本. doi:10.14863/geosocabst.1992.0_359。
- この記事にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Itacolumite". Encyclopædia Britannica (英語) (11th ed.). Cambridge University Press.
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