イオン鹿児島鴨池店

国道225号線沿線及び鹿児島県道20号鹿児島加世田線沿線に存在する。建物は3階建てで二層。鹿児島市平川へ移転した鴨池動物園跡地にダイエーが「動物園跡が日本で一番新しい大ショッピングセンターに変わります」と銘打って1975年（昭和50年）7月に出店[2]。店舗面積は県下で3番目に広く、開業当初から大勢の客で賑わった。その後も日本全国のスーパーで売上高の上位にランクインし続けた（後述）。

ダイエーによって開店した後、ダイエー全額出資の九州ダイエーが運営。九州ダイエーがユニードに吸収されユニードとなり、その後はユニードをダイエーが吸収し再びダイエーの運営に戻った。

ダイエー開業当初は鹿児島ショッパーズプラザが名称だったが、左記の名称は公式には使われずダイエー鹿児島店の名称を表向きは前面に出していた（ただし、鹿児島市への届出上のSC名称では鹿児島ショッパーズプラザとなっている[3]）。

隣接する立体駐車場には、かつて鴨池動物園だったことをイメージさせるようにフロアごとに動物が割り当てられており、エレベーターホールや階段の扉などに動物のイラストが描かれている。

2010年4月には改装工事を行った[4]。

エスカレーター、階段のある吹き抜けでは各種イベント、コンサートなどが開催されているほか、2013年からは定期的に鹿児島市内（高見馬場）に本拠地を置くアイドルグループ「MINGO!×MINGO!」の公演が実施されている。

2015年9月1日にイオン九州に同店の営業権が承継し、店名を「イオン鹿児島鴨池店」に変更した[5]。イオンモール鹿児島の核店舗である「イオン鹿児島店（旧・ジャスコ鹿児島店）」との店舗名重複を避けるため、店舗ブランドに加えて店舗名も同時に変更となった。

出店全店舗一覧は公式サイト「ショップリスト」を参照。

• 鹿児島市電1系統 郡元電停からすぐ。

2006年10月20日にイオン九州と鹿児島市が締結した地域貢献協定書に基づき、2018年10月23日から鹿児島市交通局との連携により、南九州の商業施設では初となるパークアンドライドの募集が開始された[6]。

これは、タイムズ24に委託運営している当店の立体駐車場の一部を鹿児島市交通局の定期券利用者に限定し、駐車場の月極料金を割安（全日定期とより割安な平日定期がある）に設定することで、自家用車を当店に駐車し、そこから路面電車やバスへ乗り換えて鹿児島中央駅や天文館エリアへ向かうことで、都市部での交通混雑緩和や二酸化炭素の削減を図るものである。

この統計は、日経流通新聞及び日本経済新聞が調査して順位付けしたものである。上述の通り、旧ダイエー鹿児島店は、主力店であった為、売上の上位に長らく君臨していた。

• 鹿児島県『鹿児島県史 第六巻 下巻』鹿児島県、2006年。

• イオン鹿児島鴨池店