アレックス・サモンド
アレクサンダー・エリオット・アンダースン・サモンド(英語: Alexander Elliot Anderson Salmond、1954年12月31日 - )は、スコットランドの政治家。通称アレックス・サモンドまたはアレックス・サーモンド(英語: Alex Salmond)。
アレックス・サモンド Alexander Elliot Anderson Salmond | |
---|---|
| |
生年月日 | 1954年12月31日(68歳) |
出生地 | スコットランド、リンリスゴー |
出身校 | セント・アンドルーズ大学 |
所属政党 | スコットランド国民党 |
経歴
エディンバラの西32kmに位置するリンリスゴー生まれ。地元の高校を卒業後、セント・アンドルーズ大学で経済学と中世史学を学んだ。
卒業後、スコットランド省の公務員となり、農水部門で約2年勤務した。のちロイヤルバンク・オブ・スコットランドで7年間、主に石油関連のエコノミストとして働いた。
1987年6月11日、庶民院(イギリス下院)議員に初当選する。2004年9月3日、スコットランド国民党党首となり、スコットランド議会やスコットランド自治政府(行政府)の設置を実現させた。2007年5月16日、スコットランド自治政府首相に就任した[1]。
みずから主導してイギリス政府を説得、2014年スコットランド独立住民投票実施の合意を獲得した。2014年9月19日、独立が否決された責任を取り首相と党首の辞任を表明、「指導者としての私の時間はもうすぐ終わるが、スコットランドの独立運動は今後も続く。夢は決して終わらない」と語った[1][2]。
2017年イギリス総選挙では保守党候補に敗れ落選。2019年1月25日、スコットランド警察当局より強姦未遂2件、性的暴行9件、暴行2件、治安妨害1件の合計14件にも及ぶ容疑で逮捕されたが、いずれの容疑も否認し争う意向を示した[3]。
脚注
- “スコットランド独立運動の主役 サモンド氏の素顔”. 週刊文春. (2014年9月28日) 2014年9月29日閲覧。
- 坂井隆之 (2014年9月20日). “スコットランド:自治政府サモンド首相が辞任表明”. 毎日新聞 2014年9月29日閲覧。
- “スコットランドの前首相、強姦未遂などで訴追 本人は容疑否定”. BBC News. BBC. (2019年1月25日) 2019年1月27日閲覧。
|
|
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.