つくば警察署

つくば警察署（つくばけいさつしょ）は、茨城県警察の警察署の一つ。つくば市学園の森三丁目に本署を、北条につくば北警察センターを置く。署員定数は260人で、茨城県警察の中では水戸警察署（360人）に次ぐ規模である[1]。

茨城県つくば警察署
都道府県警察 茨城県警察
管轄区域 つくば市全域
課数 10
交番数 8
駐在所数 9
所在地 〒305-0816
茨城県つくば市学園の森三丁目50番1号
位置 北緯36度06分06.4秒 東経140度05分04.4秒
外部リンク つくば警察署
つくば北警察センター

沿革

庁舎

警察署庁舎は鉄筋コンクリート構造5階建てで、1階に総合窓口を置いている[1]。旧つくば中央警察署・つくば北警察署にはなかった女性用の留置場も整備した[1][3]。茨城県警察としては初めて、災害時の対応のため免震構造を採用し、警察車両用の給油施設を設けた[1]。署員定数では県内第2位であるが、敷地面積（約2万 m2）は県内最大である[3]。

旧つくば北警察署を転用したつくば北警察センターは、運転免許の更新や被害届の提出、道路使用許可の申請（一部）などの事務を取り扱う[1]。

組織
  • 署長
  • 副署長
  • 刑事官
  • 地域・交通官
  • 警務課
  • 会計課
  • 地域第一課
  • 地域第二課
  • 生活安全課
  • 刑事第一課
  • 刑事第二課
  • 刑事第三課
  • 交通課
    • 免許係
  • 警備課

交番・駐在所
交番・駐在所 所在地
自治体町名または大字および番地
赤塚交番 つくば市 東二丁目32番地2
茎崎交番 小茎564番地1
研究学園交番 研究学園一丁目1番地2
つくば駅前交番 吾妻二丁目7番地13
並木交番 並木四丁目1番地2
松代交番 松代四丁目19番地
谷田部地区交番 谷田部4711番地3[注 1]
筑穂交番 筑穂一丁目15番地1
柴崎駐在所 柴崎754番地1
豊里駐在所 今鹿島4174番地5
万博記念公園駅前駐在所 諏訪C13街区14画地
筑波山駐在所 沼田1698番地1
上大島駐在所 上大島647番地1
小田駐在所 小田2947番地8
作谷駐在所 作谷1130番地
菅間駐在所 池田844番地2
吉沼駐在所 吉沼1143番地1

主な未解決事件
  • 1998年（平成10年）3月22日、つくば市春日のアパートで、フィリピン国籍の女性の他殺体が見つかる。首に切り傷と絞められた痕があり、死後数日経過していた。
  • 1999年（平成11年）5月3日、つくば市高田の山林で、筑波大学女子学生の絞殺体が見つかる。同年4月10日以降、足取りが途絶えていた。
  • 2003年（平成15年）4月30日 - 5月7日、つくば市内の3河川から男性の切断死体が見つかる。頭部のみ未発見で、身元は判明していない。

脚注

注釈
  1. 2022年5月につくば市谷田部6894番地1（1981年築）の旧交番施設から旧つくば市谷田部庁舎跡地（つくば市谷田部4711番地3）の新交番施設に移転[4][5]

出典
  1. 松村真一郎 (2020年2月27日). “夜間や緊急時 対応強化 中央、北署を統合「つくば署」に”. 東京新聞. 2020年3月22日閲覧。
  2. “「つくば警察署」開署 業務開始”. NHK (2020年3月2日). 2020年3月3日閲覧。
  3. “新設つくば署業務開始 人員県内2番目”. 読売新聞 (2020年3月3日). 2020年3月22日閲覧。
  4. “谷田部庁舎跡地への谷田部地区交番移設について”. つくば市都市計画部公有地利活用推進課. 2022年5月8日閲覧。
  5. “茨城県警つくば署の谷田部地区交番移設　市庁舎跡に”. 茨城新聞. 2022年5月8日閲覧。

関連項目

外部リンク
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