かつラーメン
かつラーメンは、秋田県小坂町のご当地ラーメン[1]。狭義には、醤油ラーメンにタマゴ(鶏卵)で閉じたトンカツを乗せたもの[1]。広義には、ラーメンにトンカツを乗せたもの[2]。
小坂町には、明治時代から1990年(平成2年)まで小坂鉱山が存在した。鉱山から掘られた鉱物は、小坂町から青森県野辺地町まで運ばれた。この運搬ルート上にかつラーメンを提供する店が点在しており、「かつラーメン街道」とも呼ばれる[2]。
概要
小坂町の「奈良岡屋」がタマゴで閉じるタイプのかつラーメン発祥の店と言われている[1]。
1970年(昭和45年)頃、小坂鉱山で働いていた若い労働者たちが、小坂七夕祭の山車を制作していた時期に夜食として食べていた。当初は裏メニュー扱いであったが、やがて正式メニューとなった[2]。
その他の地域のかつラーメン
かつラーメン街道におけるかつラーメンを以下に挙げる。
出典
- 『るるぶ秋田 角館 乳頭温泉郷 '18』JTBパブリッシング、2017年、95頁。ISBN 978-4-533-11700-8。
- 小野麻衣子 (2017年3月3日). “青森~秋田「カツラーメン街道」で5店めぐり。インパクトがすごい!”. 女子SPA!. 扶桑社. p. 1. 2019年1月30日閲覧。
- 小野麻衣子 (2017年3月3日). “青森~秋田「カツラーメン街道」で5店めぐり。インパクトがすごい!”. 女子SPA!. 扶桑社. p. 2. 2019年1月30日閲覧。
- 福田栄美子 (2017年6月27日). “青森の夜はちょっとヘビーに〆る! 「カツカレーラーメン」は飲んだ後に”. マイナビニュース. マイナビ. 2019年1月31日閲覧。
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