あんたがたいしょう

あんたがたいしょうは、四国放送が放送していたラジオ番組

あんたがたいしょう
ジャンル バラエティ番組
放送方式 生放送
放送期間 1980年7月6日 - 2008年9月28日
放送時間 毎週日曜日 23:00 - 24:00
放送回数 1465
放送局 四国放送
パーソナリティ 遠藤彰良
佐藤旬子
桂七福
公式サイト 公式サイト

放送時間

  • 毎週日曜 23:00~24:00

2006年4月までは22:00~23:00)

パーソナリティ

  • 遠藤彰良(当時四国放送アナウンサー)
  • 佐藤旬子(四国放送アナウンサー)
  • 桂七福(落語家。1991年に入門する前は牛田モーの名前で出演していた)

概要

1980年7月6日放送開始。当初は30分番組であった。

「入会希望」と返信用切手を同封して便りを送れば、誰でも「あんたがたいしょうくらぶ(あんくら)」の会員(無料)になれた。会員になれば、投稿が番組で読まれると記念品がもらえるようになっている[1][2]。投稿紹介の時は、名前と一緒に「あんたがたいしょうくらぶの会員番号(あんくらナンバー)」を一緒に読む形となっている。

オープニングで海援隊の『あんたが大将』が流れる。

また毎月、マンスリークイズがある。ホームページ上でしか見られない。応募はメールのみ(しかし放送中に言われるヒントだけを頼りに、ハガキで応募するリスナーもいる)。

多い時は12~13ほどのコーナーが存在し、はがきを1~2枚読んだら次のコーナー、ということもあったという[1]

また不定期(パーソナリティの誰かが休みを取ったときなど)に番組の内容を変更し、リスナーから曲のリクエストを募集する「大リクエスト大会」を放送することがある。ちなみに録音である。 ただし、1回だけ遠藤彰良が休んだとき、桂七福及び師匠の落語が流された時がある。

この番組のリスナーでもあった俳優・泉見洋平を、そのデビュー時から番組を挙げて応援し続けている[3]

22時開始の時期は後続番組の『パワフルトクシマどないしょん』をライバル視しており、番組中にいじることもしばしばあった[4]。ちなみに放送開始は『パワフル―』の方が2年早かった(放送期間は1978年4月~2006年3月)。

2008年9月28日で放送終了。28年間の歴史に幕を閉じた。

コーナー

  • あんたいノベルのコーナー
近年では旬子姉(姐)さんをネタにしたものを取り上げることが極端に増えていた。
  • 怪談話(かいだんば~なしと読む)のコーナー
季限定のコーナー(基本的に例年7月~10月いっぱいまで)。恐怖の話と見せかけて実は駄洒落などのオチが付くというネタを紹介。
  • ポエムのコーナー
  • ヒロシのコーナー
お笑いタレントヒロシの芸風の口調のような文面のネタを募集。
  • なんでだろうのコーナー
「何でだろう」と思う素朴な疑問を紹介。投稿を読んだ後にテツandトモの曲が流れる。
  • ひとりごとのコーナー
「あんたいノベル」と同様、旬子姉(姐)さんをネタにしたものを毎回取り上げていることが多い。
  • ああ勘違い
  • びっくりマンボーのコーナー
何となく女性器を連想させそうな名称、物件などを紹介。(これまでにウルトラ×××スモス等が取り上げられている。)※×は伏字部分。
  • ジョーク&ジョーク
駄洒落などが主。面白いか否かの判定には、当初はクイズ番組等で採用されているブザーが使われていたが、後に「のど自慢」の判定の鐘をモチーフにしたものに変わった。
  • うらみますのコーナー
腹が立ったことや辛い思いをしたことの体験談。
  • 友達・家族のコーナー
後述の「学校の先生」を前身とするコーナー。
  • 薄毛ビックリしたのコーナー
  • 伝言板コーナー
投稿があるときのみ。リスナーから友達や家族らへの伝言を紹介。これが転じて「回文シリーズ」などメッセージネタのシリーズに発展したこともある[5]
  • 遠くで聞いてるゾォ~!
この番組を遠距離受信しているリスナーのメッセージを紹介していた[6](実際に北海道苫小牧市熊本県などに常連のリスナーがいた。スウェーデンから放送を録音したカセットテープが届いたこともあった[6]。熊本県から出張と思われるエレベーターマニアが徳島市にやってきては試乗している、さらに市内のホテルから梅田あたりに試乗している、ということもあった)。
  • 究極の選択
究極の選択が流行っていた当時、この番組でも同様の選択ネタを募集していた[7][8]
  • 変なおじさんコーナー
街で見かけた“変なおじさん”を報告してもらうコーナー[7]
  • 選挙違反のコーナー
  • ラジパラ人気投票促進コーナー[3]
  • 100円くれババア&10円くれおじさん情報[9]
  • 検尿検便のコーナー(検尿・検便にまつわる体験談の紹介)[10]
  • クイズ・なぞなぞのコーナー(パーソナリティ達がリスナー作のクイズやなぞなぞに挑戦)[10]
リスナーから問題を募集。主に“しょうもない”オチの答えが多かった。
  • 学校の先生
  • 旬子に聞けのコーナー
  • イタイ イタイのコーナー
  • 受験生ガンバレのコーナー(主に受験シーズンに設けられていた)[1][6]
  • 変な解答のコーナー[1]
  • あんたいギネスノート
リスナーが挑戦した様々な記録(円周率を100桁覚えた、など)を報告[11]
泉見洋平(当時は本名の藤井孝浩で出演)がニューヨークに留学していた1987年当時に、ニューヨークでの近況などを報告していたコーナー。

注釈

  1. ラジオパラダイス 1989年4月号「中波四十七局 全国行脚記録帳 JRT四国放送の巻」p.88
  2. 主にハガキや番組ステッカーなど。但し、2008年度上半期はおもぞう君グッズが記念品としてもらえた。
  3. ラジオパラダイス 1990年2月号 p.74「ホット・インフォメーション」
  4. ラジオパラダイス 1990年4月号 p.75「ホット・インフォメーション」
  5. ラジオパラダイス 1990年7月号 p.76「ホット・インフォメーション」
  6. ラジオパラダイス 1989年12月号 p.74「ホット・インフォメーション」
  7. 月刊ラジオパラダイス 1989年10月号 p.75「ホット・インフォメーション」
  8. ラジオパラダイス 1990年1月号 p.73「ホット・インフォメーション」
  9. ラジオパラダイス 1990年3月号 p.75「ホット・インフォメーション」
  10. ラジオパラダイス 1990年8月号 p.72「ホット・インフォメーション」
  11. ラジオパラダイス 1989年1月号「ラジパラタイムス」p.74

参考文献

  • 四国放送社史編纂室編『四国放送の50年』2002年7月、349頁。

関連項目

外部リンク

JRT四国放送ラジオ 日曜22時台ローカル番組
前番組 番組名 次番組
お好み寄席
あんたがたいしょう
(1980.7~2006.3、日曜23:00に移動)
松本ミーハー堂
(2006.4~2008.9)
JRT四国放送ラジオ 日曜23時台ローカル番組
あんたがたいしょう
(日曜22:00から移動、2006.4~2008.9)
(ローカル枠消滅)
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